佐藤 孔美 教授 (初等社会科教育、生活科教育)
自己紹介

専門は、初等社会科教育と生活科教育です。大学では、1~3年生のゼミと、生活、生活科指導法の講座を担当しています。私が掲げる研究の重要なキーワードは、「探究」です。子供たちの学びを樹木に例えると、従来の学習は、幹の育ちや葉のつき具合や大輪の花といった、主として「見える学び」に目がいきがちでした。しかし幹・葉・花が人々の心の潤いとなるように、土の奥深くまで根を張り巡らせて養分を送り続けている根に目を向けることこそ「探究」のはじめの一歩だと考えています。課題を解決するために、自分の考えをしっかりともち、異なる他者の意見に真摯に耳を傾け、他者の考えを尊重し、話し合いを積み重ねたり、さらに詳しく調べたりしながら、より一層深く考えて自分なりの結論を導き出す学習過程を繰り返すことで「物事の本質」を探ったり見極めたりする力が「探究」の学びによって育まれていくのです。
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担当科目
小学校生活
生活科指導法
生活科指導法
こども学Ⅱ
こどもをめぐる対話
教育実践演習
こどもをめぐる対話
教育実践演習
いのちと環境
2年応用演習
3年次専門研究
2年応用演習
3年次専門研究
専攻分野
初等社会科教育、生活科教育
ゼミナール
「社会科、生活科教育」・「探究」・「探究の共同体」
主要著作
著書
- 『ICTを活用した小学校デジタル教材 アイデア66』2022ジダイ社 (共著)
- 『独りで決める、みんなで決める』2019 MPO法人お茶の水児童教育研究会 (共著)
- 『新教科「てつがく」の挑戦 “考え議論する”道徳教育への提言』 2019 東洋館出版 (共著)
- 『初等生活科教育』 2018 ミネルヴァ書房 2018 (共著)
- 『「現代的な課題」に取り組む道徳授業 価値判断力・意思決定力を育成する社会科とのコラボレーション』2018 図書文化 (共著)
- 『社会的価値判断力や意思決定力を育む「市民」の学習』 2010 お茶の水女子大学附属小学校児童教育研究会 (共著)
- 『「接続期」をつくる 幼・小・中をつなぐ教師と子どもの協働』 2008 東洋館出版 (共著)
- 『歴史 この1冊~歴史的景観を育てる資料と展開~』 2006 文溪堂 (共著)
- 『提案や意思決定の学びを市民的資質につなげる』 2004 お茶の水女子大学附属小学校児童教育研究会 (共著)
学術論文等
- 「社会的論争問題学習における『論争の関係者』から『論争の当事者』への転換の契機 ―単元『外国人労働者の受け入れについて考えよう』の実践を手がかりとして―」 『社会科教育研究』No155 2025.9 pp.63-74(査読付き)
- 「歴史単元における価値判断力・意思決定力を育成する主学校社会科学習―『縄文時代VS弥生時代』の4つの実践の比較研究より」『敬愛大学教育学会紀要』第4号 2025 pp.83-93
- 「主権者教育の重要性-小学校6年生と大学3年生の「18歳選挙権の意義について考える」実践を通して-」『敬愛大学教育学会紀要』第3号 2024 pp.40-49
- 「小学校での社会的論争問題学習における「判断の基準」の構築―様々な立 場の人々の幸せを考え価値判断できる市民の育成」『社会科教育研究』No. 143 日本社会科教育 学会 2021.9 pp. 74―85 ※査読付
- 論争問題を通して「政治的リテラシー」を涵養する小学校社会科の学習-「争点を知る」に着目して-」 『研究紀要』お茶お水女子大学附属小学校 第24集 2017
- 「シティズンシップ教育における『政治的リテラシー』を育成する小学校社会科の学習」2016 お茶の水女子大学大学院
- 「持続可能な社会の形成のために小学校社会科ができること-『社会を見る3つの目』を育てる『市民』」の学習の取り組みから-」 『社会科教育研究』No113 2011
- 「『社会を見る3つの目』を育てる『市民』の学習」 『研究紀要』お茶の水女子大学附属衣装学校第17集 2010
その他著作
- 「実践研究論文の執筆支援セミナー報告」『社会科教育研究』No154 2025 pp.15-18
- 「教職課程における『各教科の指導法』(教科教育法)の現状と課題」『会報』関東地区私立大学教職課程研究連絡協議会 2025
- 2020年6月 「第6学年社会科実践報告「18才選挙権の意義について考える」~18歳選挙権は、みんなが幸せになる社会を実現することにつながるのであろうか。」(『逆転』Vol.61 No3 社会科勉強会 会報
- 2020年11月 「『問い』で子供たちの思考を変える」(『逆転』Vol.61 No7 社会科勉強会 会報)
学会発表等の活動
- 2025年7月 関東地区私立大学教職課程研究連絡協議会2025 年度第 1 回研究懇話会 「教職課程における『各教科の指導法』(教科教育法)の現状と課題」パネラーとして登壇
- 2025年11月 日本社会科教育学会 課題研究Ⅰ「子どもたちによる社会科を学ぶ意味づけを教師はどのように考慮すべきか」 コーディネーターとして登壇
- 2023年6月 日本生活科・総合的学習教育学会 「市民的資質の「芽」を育成する生活科学習:低学年が生活問題を探究することの意義と可能性」~「優先席について考えよう
- 2020年11月 「社会的論争問題における『判断の基準』をつくりあげる過程での『みんなの合意点』の意味を考える-小学校第6学年「18歳選挙権の意義について考える」実践を通して-」日本社会教育学会(於 筑波大学 オンライン開催)
最終学歴
お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 人間発達科学専攻修了 修士(社会科学)
略歴
東京都公立小学校
お茶の水女子大学附属小学校
お茶の水女子大学非常勤講師
お茶の水女子大学附属小学校
お茶の水女子大学非常勤講師
社会貢献
東京書籍『新しい生活』編集委員
文溪堂『社会科資料集』
文溪堂『社会科資料集』
所属学会
日本社会科教育学会
全国社会科教育学会
全国社会科教育学会
日本生活科・総合的学習教育学会
趣味
旅、ミュージカル鑑賞、読書
学生へのメッセージ
「苦しい・つらい」と思う時こそ、人生に役立つ経験ができるはず。努力を惜しまず、自分の可能性を信じて、何事にも挑戦する4年間にしよう。