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第7回シンポジウム


総合地域研究所主催の第7回シンポジウム(スポーツと地域創生)を開催しました。

6月18日(土曜日)、大学3号館3301教室にて、第7回シンポジウムを開催しました。
全体テーマを「スポーツと地域創生」と題し、第一部は「プロ野球と地域活性化」を論じました。千葉ロッテマリーンズ 山室晋也社長と、広島マツダスタジアムの観客動向の定点調査の実績がある本学粟屋仁美教授の講演および対談が実施されました。
広島東洋カープが担った地域活性化の実績をふまえ、千葉市に拠点をもつ千葉ロッテマリーンズの“地域への取組み”について対談の後、一般参加者からも期待を込めた質問が多数あがり、千葉にある球団としての期待が表明されました。
第二部は「東京オリンピック・パラリンピックと千葉の地域創生」と題し、特にパラリンピック競技に焦点をあて、熊谷俊人氏(千葉市長)、神保康広氏(元車椅子バスケットボール日本代表)、渡正氏(順天堂大学准教授)による講演と、パネルディスカッション(司会 本学高岡准教授)が実施されました。
熊谷市長は、一部競技が幕張メッセで開催される千葉市として、「2020年開催後に、千葉市に障害者スポーツ文化をレガシー(遺産)として残したい」と表明されました。神保氏は、自身のアスリート経験から「アメリカと日本の障害者スポーツ支援の違い」を紹介し、「スポーツの持つ力を感じてほしい」と語りかけました。渡准教授からは、パラリンピック史を踏まえ、「障害者スポーツは、目を使わない、車椅子を使うといった、ルールが異なるスポーツ」という認識が広まり、「2020年にパラリンピック・スポーツに対する社会の認識が転換する」との展望が語られました。一般参加者よりの質疑を含め、東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け、政治家、アスリート、学者という三者の視点から社会的意義を考察する討論を実施することができました。

写真1:山室社長(左)と粟屋教授(右)

写真1:山室社長(左)と粟屋教授(右)

写真2:熊谷俊人市長

写真2:熊谷俊人市長

写真3:神保氏(左)と渡准教授(右)

写真3:神保氏(左)と渡准教授(右)

写真4:シンポジウム参加者

写真4:シンポジウム参加者