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「宮城ボランティア2020」を開催


敬愛大学では、東日本大震災の発生した2011年から、毎年夏休みに宮城県での復興支援ボランティア活動(通称:宮ボラ)を行っています。この大災害があったこと、その災害により多くの方々が日常を奪われたこと、そして些かでも復興の後押しをしながら「決して忘れない」ことを、2泊3日の機会に学び確認し合うことを目標にしてきました。年1回、しかもわずか3日間の活動に過ぎませんが、参加してきた学生たちは多くを学んできました。

通算10回目、令和2年度の「宮ボラ」は、「支縁~これまでの10年、これからの10年」をテーマに3月10日~12日の2泊3日で開催、本学学生20名が参加しました。今年度は例年を半年遅れての開催となりましたが、東日本大震災から満10年を迎える3月11日に、宮城で多くの方と祈りを捧げました。

このページでは、今年度の活動を記録し、紹介してまいります。

1日目 女川町

初日の3月10日は、一気に宮城県女川町に向けて北上。女川町地域医療センター下の慰霊花壇で、田村孝行さん・弘美さん夫妻(一般社団法人健太いのちの教室)から講話を受けました。学校や企業などが持つべき防災意識の重要さ、またご子息・健太さんへの深く変わらぬ愛のお話しをお聞きし、多くの学生が涙しました。
その後、女川町役場に移動し、神田瑞希さん(絵本作家)の個展「In All Seasons」を見学。神田さんご自身とも交流しました。神田さんは2月に千葉にお招きした佐藤敏郎先生の教え子のお一人でもあります。キャンバスの鮮やか色づかいを、心の中に暖かさを沢山頂戴してきました。

田村さんご夫妻を囲んで、ガッツポーズで

神田瑞希さんを囲んで

2日目 名取市閖上で祈る3.11

2日目は、東日本大震災からちょうど満10年の「3.11」。第1回宮城ボランティアから訪問している名取市閖上で一日研修を行いました。
午前中は名取市震災メモリアル公園(日和山)で、長沼俊幸さん(閖上中央町内会長、元愛島東部仮設住宅自治会役員)から講話を受けました。学生たちのレポートに、長沼さんのメッセージに心揺り動かされた様子が、多数綴られています。毎年お話を伺う方ですが、いつもより緊張していたように感じられました。
昼食後に再度閖上を訪れ、閖上の記憶で開催された「3月11日 追悼のつどい 〜みんなのこと、忘れないよ〜」に参加。14時46分に黙祷を捧げた後、空にいる大切な人への思いをはせ、メッセージを書き込んだ鳩風船を飛ばしました。
つどい終了後は、隣接するメイプル館で開催されていた「ストリートピアノでつなぐ祈りのハーモニー」に参加、「花は咲く」を皆で歌いました。その後、長沼さんが町会長を務める閖上中央集会場を訪問。献花の後、住民代表の皆さんや神戸からのボランティアの皆さんとの交流させていただきました。神戸の皆さんが持参された竹灯籠の一部は、千葉に持ち帰らせていただきました。

名取市震災メモリアル公園にて

閖上プラザ(閖上中学校慰霊碑)にて祈りを捧げる

祈りを込めた鳩風船が大空へ

閖上中央集会場に届けられた、神戸の竹灯籠

3日目 荒浜~閖上

3日目。午前中は、震災遺構となっている仙台市立荒浜小学校と住宅遺構を訪問しました。人の営み、こどもたちの学びの痕跡を見学しながら、学生たちはじっと一つひとつの展示物を見つめ、反芻しいていました。稲毛に帰ったら、誰に、何を、どう伝えよう。そう考えている様子が見られました。
昼食は閖上に戻り、名取川の河畔にある「かわまちてらす」で。その後名取市震災復興伝承館を訪ねた後、10年来敬愛大学の名取での活動を支えてくださっている尚絅学院大学の佐々木未央さんから講話を受けました。佐々木さんのお話は、これまでのことより「これから」のことが話題の中心となり、まさに「これまでの10年、これからの10年」のテーマにした研修の締めくくりに相応しいものになりました。
帰路のバス車内では、宮ボラ恒例の感想発表大会。感想だけでなく、これからの自分に向けた決意表明が沢山含まれ、心強く感じられました。渋滞もなくスムーズで、19時15分に稲毛に到着することができました。

震災遺構・仙台市荒浜地区住宅基礎

震災遺構・仙台市立荒浜小学校にて

尚絅学院大学の佐々木さんの講話

参加した学生たちと宮城出発前に

敬愛大学の「宮城ボランティア」は、様々な人たちとの「支縁」で成り立っています。参加できたこと、出会えたこと、見聞を広げられたことに感謝し、「自分ごと」にする実践を続けていきたいですね。
今年の「宮ボラ」でも、尚絅学院大学をはじめ実に多くの皆様にお世話になりました。ここに深く御礼申し上げます。

(地域連携センター)

過去の「宮城ボランティア」の記録

宮ボラ2019(ホームページリンク)