こども教育学科
こども教育学科からのメッセージ
こども教育学科を知る3つのPoint
- Point 1
- Point 2
- Point 3
ー 教育への総合的な理解力 ー

子供の成長や発達、教育に関する専門知識を学びます。知識を確かなものにするため、授業や実習、課外活動、地域への貢献活動などを通じて実践する力を磨きます。様々な経験が子供への総合的な理解を育みます。
主な科目
- 教育原論
- 発達心理学
- 教育心理学
- こども学
- 教育方法・技術論
- 国語、算数、理科、小学校英語など
- 教職実践演習
- ゼミでの専門研究
「教育の専門知識」
子供の心身の成長や発達、教育と地域・社会との関係、さまざまな教育の技法と背景、各教科の内容論と指導法、学級づくり、授業づくりなど、教育に関する幅広い知識を身につけます。経験豊富な教授陣による手厚い指導が受けられます。
「教育の実践力」
学校でのボランティア体験、教育実習とそれに向けた学習指導案づくりと模擬授業、教育実習のふりかえりなどによって、知識を生かせる学校教育の実践力を身につけます。学生同士が主体的に関わり合うグループ活動、お互いに学び合い、批評し合う授業を展開しています。


教科の指導法

小学校全教科や中学校教科の指導法について学びます。学習指導案の作成や模擬授業を取り入れています。
学校ボランティア活動

近隣の自治体や学校と連携し、1年次から教育のボランティア活動に参加できます。授業や学級の活動、学校行事などの指導補助、特別支援学級の支援などに熱意と情熱のあふれた若い力が求められています。
卒業後は?
知識を実践で試し、実践のつまづきを知識で振り返る試行錯誤の経験は、卒業後の社会で出会う様々な現実の課題に向き合う大きな力となります。子供への深い理解を持った小学校教員になれるでしょう。
ー 他者の個性を尊重できる力 ー

外国人児童の受け入れなどで多様化する学校現場やその背景にある国際情勢について理解を深めます。異なる国籍や文化、意見や考え方があることを認め、様々な個性が互いに学び合う学級運営ができる力を身に付けます。
主な科目
- 敬天愛人講座
- 国際関係入門
- 世界のこども教育
- 比較文化論
- 日本文化論
- ボランティア活動
- 海外スクーリング
- ゼミでの専門研究
「他者との共生」
授業でのグループワークや地域貢献活動などを通じて、学内外のさまざまな人々と交流します。異なる考え方や価値観があることを認め、共に生き、働くための意識を育みます。
「国際理解・異文化理解」
現在、増えつつある海外にルーツを持つ子供たちへの支援は、我が国の喫緊の課題です。授業やボランティア活動を通して理解を深め、対応力を高めます。登録日本語教員の資格取得や海外スクーリングへの参加も可能です。


SDGs

1・2年合同ゼミではSDGsを取り上げ、グループワークによる研究・実践の成果をポスターセッション形式によって発表します。年度末には学園全体で敬愛SDGs集会を開き、「私たちにできること」を考えます。
子ども理解

子どもの心理や行動の特性を理解するために、発達科学、学習心理、遊びのしくみ、海外の教育事情などさまざまな専門性を持つ授業からアプローチします。
卒業後は?
時代や社会の変化により、学校や子供をとり巻く環境も刻々と変わっています。変化に対応し、子供との深いつながりを形成できる小学校教員として力を発揮できます。
ー 豊かなコミュニケーション能力 ー

自分の考えを適切に表現し他者に伝え、理解を共有する力、他者と協力し目的を達成する力を身に付けます。現代のコミュニケーション・ツールであるICT(情報通信技術)の活用にも習熟することを目標とします。
主な科目
- 口頭表現
- 文章表現
- College English
- 異文化コミュニケーション
- 小学校英語
- 教育とICT活用
- 情報処理
- プレゼンテーション演習
- ゼミでの専門研究
「日本語力」
1年次に日本語の口頭表現、文章表現について学び直します。人前で話したり、文章をまとめたりすることに自信がつきます。
「英語力」
希望する学生は、中学校・高等学校の英語教諭1種免許状を取得したり、敬愛大学が独自に認定する「小学校英語教育講座」の認定プログラムを取得することができます。


プレゼンテーション

多くの授業で、発表して評価し合う場面を取り入れています。自分の意見や考えをまとめ、日本語で適切かつ効果的に表現する力を身につけます。
ICT 教育

敬愛大学ではBYOD(Bring Your Own Device)を実施し、すべての授業において自分自身のPC 端末を活用する授業をしています。さまざまな場面でのICT 機器の活用方法が示されるので、教員になったときの不安が自然と解消されます。
卒業後は?
言葉や表情、道具を使って相手と理解を共有し意見を交換する力は、子供たちとのコミュニケーションに活かされます。職場での人間関係の構築やチームでの協働といった幅広い場面でも必要となるものです。
- Point 1
- Point 2
- Point 3
こども教育学科入学者の特徴
2023~2025年度入学者 n=217
主な進路はこちら
2023~2024年度卒業生の千葉県内小学校の赴任先

千葉市や千葉県北西部を中心に出身地近郊への赴任を実現しています
県外小学校の赴任先
- 江戸川区
- 横浜市
- 横須賀市
- 川崎市
- 三郷市
- 龍ケ崎市
ほか多数
その他の主な進路
- 金融銀行・信用金庫・証券・保険など
- メーカー食品や家電など様々な商品を製造
- ICTソフトウェアなどの開発や販売
- 商社輸出入や投資、貿易を担う
- 小売商品を消費者に直接販売
- サービス形のない商品を消費者に提供
- 空港関連世界につながる空の玄関を支える
- 中学校・高等学校教員英語、社会の教員免許も取得可能

取得できる免許・資格
取得できる教員免許
- 小学校教諭一種
- 幼稚園教諭二種
敬愛短期大学で科目等履修をすることで、在学中に幼稚園教諭二種免許状を取得することができます。人数制限がありますが、実習費のみ自己負担となり、科目履修の授業料は免除されます。
- 中学校教諭一種・高等学校教諭一種
他学科の教職課程の該当科目を修得することで、中学校教諭一種(英語・社会)、高等学校教諭一種(英語・地理歴史・公民)の教員免許を取得することができます。
中学校・高等学校の英語教員免許を取得すると、千葉県・千葉市の小学校教員志願枠で「英語教育推進枠」や他の都道府県の特別選抜枠に出願が可能です。
現在、教育学部内で、他の教科の中学校教諭免許状の取得が可能なる課程認定を申請中です。
取得できる資格
- 登録日本語教員[国家資格]
- 学校図書館司書教諭[国家資格] ※申請予定
- キャンプインストラクター
- 准学校心理士
- ピアヘルパー受験資格
- 社会福祉主事[任用資格]
- 児童指導員[任用資格]
- TOEIC Ⓡ
- Microsoft Office Specialist
- 社会調査士
こども教育学科をもっと知りたい方へ
小学校教員としての資質能力を高める特色あるプログラムを紹介します。
- 小学校英語とは?
- 小学校に外国語活動(3・4年生)と外国語科(5・6年生)が導入され、主に英語の授業が実施されます。小学校教員には、授業の実践に必要な英語運用能力が求められます。
- どんな科目がありますか?
- 専門科目として「小学校英語Ⅰ・Ⅱ」「小学校英語指導法Ⅰ・Ⅱ」があります。学習指導要領の理解や教材研究、レッスンプランの発表など、知識の修得と実践を合わせた科目です。
- 何をどのように学びますか?
- 小学校の外国語活動・外国語科は、アクティビティ(絵本や歌、ゲームなどを使った活動)を通じて英語に親しむこと、英語を楽しむことを目的とします。レッスンプランの作成をグループワークや実践を通じて学びます。
- 授業の雰囲気は?
- 学生たちの積極的な発表が行われる活発な雰囲気が特徴です。実際の授業で使用される教材を手に取り、活用方法や子供が英語に夢中になれる環境づくりを考えます。あなたの考えるアクティビティをプレゼンテーション!
4年間を通じて教育現場を体験できる
- 学校活動体験とは?
- キャンパスを飛び出し、小学校で様々な体験をするプログラムです。小学校の参観や教職ボランティア、教育実習などを通じて、教員になるための準備を行います。
- 特徴のある3年次の教育実習
- 3年次に「教育実習」を行います。4年次に教員採用試験対策や勉強の集大成として卒業研究を行うための十分な時間を確保することができ、こども教育学科の強みとなっています。
- 試験科目は?
- 小学校教員の採用試験は、1次・2次で試験内容が異なります。1次では筆記試験・集団面接、2次試験では個人面接・模擬授業・実技試験などが課されます。千葉県を中心に採用試験対策を行います。
- 東京教師養成塾への入塾も推奨
- 東京都の公立小学校を希望する学生には「東京教師養成塾」への入塾を勧めています(8名の推薦枠を確保。入塾選抜があります)。指導力を育成する実践的なカリキュラムで実力を伸ばすことができます。
- どのような対策を行っていますか?
- 希望者は1年次から各試験科目を体系的に学ぶことができます。過去の出題傾向を分析したポイント解説により、筆記試験を突破する実力が身につきます。受講料の大部分を大学が負担しますので、少額の負担で受講することができます。
- 卒業生も応援しています!
- 卒業後も後輩の指導に力を貸してくれる先輩がたくさんいます。採用試験の直前には、直接、面接対策や模擬授業に熱心なアドバイスを送ってくれます。教員として活躍する先輩たちの情報は、学生たちの心強い味方です。