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株式会社NAAリテイリング


【業界】小売   【職種】総合職

挑戦できる環境に自分から飛び込んでみる

Q 就職活動に向けて、何を重点的に勉強しましたか。
A 航空関係の仕事一本と決めていたので、語学を中心に勉強しました。
英語をただ勉強することは本当に大変で、いくら英語が好きでも途中で行き詰って諦めそうになりました。努力を続けることが出来たきっかけは、1カ月のオーストラリア留学と、空港ボランティアの経験です。留学の際は、思うように英語が話せずコミュニケーションが取れずに恥ずかしい思いをしました。空港ボランティアでは外国人旅行者の方へ声かけをしたものの早い口調の会話についていけなかったことで悔しい思いをしました。これらの悔しい経験があったからこそ、どんなにつまづいても修得したい!と努力をし続けることができました。

また、空港ボランティアには航空業界経験者や、海外で暮らしていた方など語学堪能なスタッフが多かったため、その方たちに教えて頂いたり、仕事で使える英語の教材を譲ってもらったりと、日々勉強になりました。英語を修得したいと思ったら、学べる環境が大切だと思いました。自分からそういうところに飛び込んでいくことがいいのかな、と気づけた経験でした。ボランティアとして空港内で活動をしていると現役のCA/GSなど憧れの存在を身近に見ることができて、さらにモチベーションアップにも繋がりました。

インターンシップで目標が明確に

Q インターンシップは複数の企業に行きましたか
A 周りには5、6社いった人もいましたが、私は1社だけです。大学のインターンシップで空港内の案内をするインターンシップに応募をし、7日間のインターンシップに参加しました。インターンシップで感じたことは、航空業界で働くために必要なのは語学力も体力も対人能力も必要だという事。一日中立ち仕事で第1・第2ターミナルをくまなく歩きまわり、お昼や休憩時間しか座ることができないため体力も必要ですし、自分の対応次第ではお客様から酷い言葉を受けることもあります。

外から見ると華やかな仕事でも、実際働いてみると大変な事がたくさんあり、自分に合うか・合わないかが見えると同時に、自分の欠点も分かりました。インターンシップで「希望していた業界だったけど自分には合わないな、違うな、」と気づいた友人もいましたが、私自身は、「大変だけど毎日が刺激的で楽しい!」と思えたので、目標は明確になりました。

その時はまだ、英語力も未熟でしたが、企業の方も承知の上で「引き続きボランティアとして継続もできるけどやってみる?」と声をかけて頂いたので、迷わずボランティアとして続けることにしました。インターンシップ終了後もボランティアとして、英語力を磨くチャンスをいただけて、尚且つ具体的に空港全体のことも知れて、自分にとって良いインターンシップだったので、その企業だけ行きました。興味のある分野はインターンシップを積極的に参加した方がいいと思いますよ。

「航空業界=語学」・・・だけではない

Q 就職活動で大変だったことは何ですか
A いざ履歴書を書くとなると、期限が迫っていることなどから焦ってしまい、うまく書けなくなってしまいます。そうならないためにも、企業研究などは早め早めにやっておいた方が良いと感じました。

12~2月の時期に企業研究をすることは大切です。企業研究をしっかりやっておくと履歴書や面接で差が付きます。また、就職活動では英検などの資格を持っておくことは勿論大事ですが、ほとんどの企業でSPIの試験を行っていたので、SPIの対策も必ずやっておいた方がいいです。語学の成績が飛び抜けて良くても、SPIが点数を取れないと通過できないケースが多いので総合的に判断されていると感じました。

企業研究のやり方としては、まずホームページを見てすべてノートにまとめることです。
 ・会社概要
 ・社長メッセージ
 ・事業内容
 ・テーマ、フレーズ、キャッチコピー
 ・仕事相手、顧客は誰なのか、どんな商品を扱っているのか など

企業研究をしていく中で、その企業の考え方や求める人材像と自分が合っているか・当てはまっている点が見つかると楽しくなるし、アピールに繋がります。また、その企業の中で将来どんな働き方ができるのか、自分はどう働きたいかを考えてみると、企業選びも変わってくると思います。

Q 企業の説明会では、どのようなところに行きましたか
A 幕張などで行われている合同企業説明会に行くことが多かったです。一つの企業の説明会に行くのももちろんいいのですが、やはり時間を有効に使うためにも、たくさんの企業のお話が聞けるのがいいと思いました。また、お話が聞けなくても、その企業のパンフレットなどの資料がもらえて企業研究もできたので、私の中では合同企業説明会はとてもおすすめです。

仏頂面にもひたすら笑顔!

Q 面接ではどのような質問をされますか
A 志望動機や自己PR以外には学業以外に頑張ったことや、インターンシップについて聞かれました。

学業以外は主にアルバイトの経験を話しました。その中で質問されたことは、
 ・アルバイトで特に気を付けていたこと
 ・売り上げに貢献できましたか
 ・それらの経験を弊社でどう活かしますか
インターンシップについても、その経験をどう活かすかを聞かれました。

何社か受けた中には、面接官に笑わない人や、目も合わせてくれない人もいますが、「ここはメンタルを試されているんだ、面接官は怖い役割担当なんだ」と考えて、緊張しても「素直に・正直に・ひたすら笑顔!」を実践しました。キャリアセンターで週3~4回、いろんな方に面接練習をしてもらったので、笑顔で話す訓練はできたと思います。

Q 後輩へのアドバイスをお願いします
A 何度自分の中で第一志望の内定がもらえなくても、負けないで、悲しかったら泣いても怒ってもいいので、決してなげやりにならないで、次に進んでください。私は、ミスしたことは全部ノートにメモをして、悔しさを成長に繋げるように考え方を変えて進んでいました。思いっきり泣いた次の日はマイナビを開いて、次どこ受けようかな、とすぐに次を検索する!くらいに切り替えることが成功の秘訣だと思います。就職活動は大変ですがいつかは笑っていられる時が来ます。落ち込み続けずに、切り替えることが大切です。
頑張ってください。(インタビュアー 国際学部国際学科 2年)