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2015年度 第9回 情報通信(ネットワーク)業界(通算65回)

松崎 浩 様 元 モービル石油事業開発部長
        元(財)国際ビジネスコミュニケーション協会(TOIECの財団)専務理事
【職歴】
・モービル石油:経済企画部、国際販売部、アメリカ本社(Executive Coordinator),事業開発部
・(財)国際コミュニケーション協会(TOEIC ) 専務理事・事務局長
・ブルガリアプロジェクト(Managerial Skills Development Center) - 在ソフィア市
・British School in Tokyo 事務総長
・Tokyo West Int’l School 事務総長
・認定NPO アジア教育友好協会 専務理事
【現在の活動】
・(社)日米協会 理事、・神奈川大学工学部経営学科講師、・認定NPOアジア教育友好協会 顧問
・一般社団法人ディレクトフォース会員(環境セミナー企画分科会委員)
・米国ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院同窓会会員、・日本ブルガリア協会会員

テーマ:「石油産業の話」

「キャリア教育特殊講義」の講座の主旨は「各業界においての“営業職”の内容やそのキャリアに必要な知識・スキルについての講義」と言う事だが、営業職にあってもその業界の全体像、職責をとりまく「ダイナミズム」を捉える必要もあるので、石油の歴史、世界の石油業に関する概略、日本の石油事情を紹介し、さらに将来社会に出て業務に携わるにあたり必ず直面する「Globalization」に関し、「グローバル人財の資質」についても、これまでの経験を踏まえて講義を実施した。

◆石油産業の歴史と世界の原油事情

まず石油産業の歴史についての概略と、この業界のkey point的な部分を紹介し世界の原油事情について触れ、生産地が中東など特定の地域に偏っている現状の説明を行いました。また、石油をめぐる「Players」、すなわち、国際メジャー石油会社、産油国国有石油会社などがエネルギー産業の歴史とともに複雑に絡まり合って展開してきた実態について解説をしました。

◆日本の石油産業事情

次に日本のエネルギー全般の中の石油産業の置かれている実態の説明を行った。特に戦後の経済成長推進過程において、エネルギーの安定供給のために石油業法、行政指導により輸出入規制、石油精製の細かい規制や行政指導、状態から様々な規制改革の流れの中で流動的な石油産業の実態を紹介しました。エネルギー全体においても石油はいまだに重要な位置をしめています。ただし、石油元売り会社の厳しい競争の中で業界再編が繰り返されて来た事、つい最近も出光と昭和シェル石油の統合、JXホールディングスと東燃ゼネラルの統合が報じられ新たな展開を見せています。それぞれが新しい時代に向かってエネルギー総合企業として新エネルギー開発などを展開していることを紹介しました。

◆石油会社各部門の業務内容

以上の全体像を説明したうえで、石油会社と言っても、日常見られる給油所のガソリン販売だけではなく様々な部署があり、私が経験した、多岐にわたる各部署の仕事内容を紹介しました。それぞれとてもダイナミックなやりがいのある職責が多いことを説明しました。

◆グローバルリーダーの資質

最後に、これから社会に出て行かれる皆さんが避けては通れない「Globalization」に関連し、私がこれまで経験してきた勤務・活動(石油以外の国際業務も含め)を通じ感じてきたグローバルリーダーの資質に大切な以下の要素についてお話しをしました。
Identity:「グローバル」である前に自分自身(日本人)としての自己の確立が大切であること。
Empathy:文化・歴史・宗教などの違いを理解できる心を持つこと。
誠意:誠意をもって相手に接すること。
Curiosity:自分の知らない世界を避けて通るのではなく、好奇心・興味を持つこと。
Business Ethics:企業倫理の大切さを自覚すること。
Ownership & Passion:
   自分の職責に関し「当事者意識」と「熱意」を持つことの大切さを以前の仕事で接した、アメリカノースカロライナ
   の日本人工場長の責任感と熱意を紹介。
Global Communication Skill:
   グローバルな舞台でのコミュニケーション手段としての英語は必要とされるが、必ずしも英語を母国語とする人の
   ように話す必要はなく、むしろ伝える事の内容をしっかりと持つ事が重要であること。
   (「How」ではなく、「What」)の大切さ)