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2015年度 第4回 情報通信(アプリケーション)業界(通算60回)

テーマ:アプリケーションソフトについて


上村 宗浩 様  現 ブロードリーフ常務執行役員

◆通信回線の発展が情報通信を変えた

通信回線が進化したことにより情報通信の世界を大きく変えました。1990年代、公衆回線や専用回線はアナログ回線がメインとなっていたが、1990年代後半からISDNサービスが開始されたことでデジタル時代を迎えるに至りました。そして、2000年頃になると、インターネットが普及しIT革命といわれるようになりブロードバンド時代が到来し、情報通信産業が大きく構造変化した時でもありました。そして、現在、ネットワークのIP化が進展し、スマートフォンが急速に普及されるという、ブロードバンドとスマートフォンの時代ともいわれております。

◆情報通信アプリケーションビジネスとは

パラダイムシフトに対応して情報通信活用か必要となり、その代表的なものがクラウドになります。その当時は、本社において全社データを処理し拠点間通信はバッチ処理通信していたが、社会環境と通信テクノロジーの変化によりアプリケーションビジネスの機会が広がり、クラウドに代表されるように多くの企業がアプリケーション環境を整備する状況となってきています。

◆パーソナルコンピューター(Windows)普及が業務用アプリケーションを後押し

①汎用/オフィスコンピューターが主流であった時代(30年ほど前)のソフト開発は、多くの企業で自社開発して運用していました。しかし、業務分析や仕様固めなど大きなシステムになると完成までに数年を費やしたり、その間に社会情勢が変化することで変更を余儀なくされたりと、開発コスト高や多くの無駄が発生していました。
②しかし、パーソナルコンピューター(Windows)の普及により、開発期間の短縮、
開発コストの低減が図ることができ、さらには開発されたアプリケーションソフトの融通性もあり、多くの業種・業態に利用されるようになりました。そして、今まで自社開発を行っていた多くの企業が、アプリケーションソフト開発の専門企業に開発を委託するようになり、その市場が広がってきています。また、発注側企業は、本業に多くの経営資源を投入することが出来るようになってきています。

◆業務用パッッケージアプリケーションの開発について

開発するポイントはいくつかありますが、代表的なものを以下に記します。
  ①業種毎の業務内容の把握
  ②基本データの開発とメンテナンス体制
  ③ユーザー対応のサポート部隊・教育体制
などとなります。つまり、業界のプロとしてコンサルティングができる業務知識が必要となります。

◆私の経験について

実際に私が経験した業務用アプリケーションの開発、ならびに営業活動について簡単に述べます。
 まず、実際の企業に出向き業務フローや対応方法などを細かく観察し多様な流れに対応可能なものにしています。即ち、徹底した現場分析による要件定義・仕様固め・設計です。そのため、見積もり技術や各種の資格取得など必要な技術修得も怠りませんでした。さらに、業務に必要なデータベースの取得・交渉なども必要となります。
そして、オペレーションの皆様への指導・サポート体制の確立などもです。
 では、その開発したものを販売するためには、細かな営業ツールの作成と営業スキル向上のための教育、関係団体や関係企業を販売代理店や情報店、取扱店などチャネル開拓し営業活動にも尽力してきました。  

◆時代の流れによる変化

昨今、スマートフォンやタブレットが個人ユースまでに普及している状況を鑑みると、業務用アプリケーションソフトの内容が変化してきていると同時にプロモーション方法も変化しています。つまり、業務用アプリケーションとパーソナルアプリケーションを連携(医療関連、自動者関連に活用されている)したものが普及し始めています。そして、プロモーションも動画利用による商品説明、SEO対策からブランディング手法、オウンドメディアSNSやYouTubeなどを有効活用されてきています。

◆事例紹介

業務用アプリとスマホ・タブレットの連携による事例
・スマホで自動車故障診断、運転手の運行管理、営業管理や医療、金融企業での現場支援アプリなどについて実例を紹介。

◆これからのアプリケーションのトレンドについて

これからは、IOT(Internet of Thing)やIOE(Internet of Everything)が本格的に実証実験されわれわれの生活に身近なものとなってきますので、興味・関心を持つことを勧めます。

◆最後に

このように、アプリケーションシステムのビジネスは、ちょっとしたヒントから短期間でベンチャービジネスとして成功できるものであります。でも、ユーザーが喜んで使用してくれるアプリケーションの開発には、観察力、常にアンテナを張って社会変化に対するニーズを把握する、そして、何が必要か、何が不足しているか、何が問題であるかを常に
心がけた行動が必要です。