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2014年度 第7回 食品業界(通算49回)

峯脇 達也 様

ハウス物流サービス株式会社   社長
チチヤス株式会社        社長
一般社団法人デイレクトフォース 企業支援事業部長
株式会社フンドーダイ五葉    社長 現職

食品業界について

食品業界の構成、特有の問題点とは

加工食品から、製油、製粉、製糖などの素材産業、それと容器・包装材の供給メーカー等によって食品業界は構成されています。食品業界の問題点としては、消費期限、賞味期限の問題、およびスーパー等に納入するにあたり、賞味期限の1/3を経過した製品の納品拒否問題があり、これが膨大な廃棄を生み、社会問題化しつつあります。(※俗称1/3ルールといわれています。)政府としても改善に乗り出し、1/2ルールに改めるように指導しているが、実効が上がってはいません。その他に食品の安全確保、回収のためのトレーサビリテイが他の業界と比較して厳しいです。

品質管理システムとは

食品の品質管理システムとしては、大別して2つの方法がとられている。
1つは、ISO9000で、ヨーロッパ発の管理システムで、国際標準化機構の管理システムである。製品の品質ではなく、品質管理システムについての規格である。環境管理システムがISO14000、食品安全についての規格が、ISO22000である。

もう一つの方法は、HACCPである。これはアメリカ発の管理システムで、NASAの要請を受けて、ピルスベリ社が開発した手法である。危害分析重要管理点方式と呼ばれている。Hazard Analysis and Critical Contorol Pointのかしら文字をとってHACCP(ハセプ)と呼ばれる。この方式は、可能性のある危険、危害を予想してそれに対応することで、危害を未然に防止することにある。

商品の流通について

日本の食品流通の仕組みについては、メーカーから、卸店、小売を通じて、エンドユーザーのもとに、製品が届く流れを仕組みと、流通の各段階がどのような機能を持っているのか。
人的ギャップ、地理的ギャップ、時間的ギャップ、量的ギャップ、質的ギャップを埋めるために流通の各機能がある。
メーカーには商品力、卸店には品揃え力、小売には集客力、消費者には選択力があり、商品力と集客力が組み合わされたとき、売り上げの最大化が図れる。

営業からのキャリアアップ(仕事のやりがいとは)

営業職に就く学生が多いとのことで営業職からスタートする人のキャリアイメージ、どのような職種を経験していくか、※例えば、販売企画、販促企画、広告、営業戦略立案、流通戦略立案、製品開発等の道に進む。

仕事のやりがいについて私の経験は、新製品開発において、社長、副社長、専務のTOP3の反対を押し切って、カレーマルシェの発売を行ったこと。アメリカで200人の会社で50人を懲戒解雇し、50人前から訴訟されたが、50戦無敗であったこと、チチヤスで販売戦略、製品戦略を変換し、企業再建を果たしたこと。

どのキャリアを経験しないと上っていけないということはありません。どのような仕事でも、工夫と改善ができる人は、どの職場に行っても通用する人間になれる。物事の本質を考えるとき、目的の目的の目的を考えると、本質が見えてくる。何のためにするのか、その目的は何か、またすることの目的は何かというように考えると本質にちかづいていけます。