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2013年度 第11回 地方銀行業界(通算39回)

石原 正之 様

1969年: 一橋大学経済学部卒業
       日本銀行入行
1995年: 株式会社紀陽銀行 常務取締役
2003年: 株式会社CSK 常勤監査役
2010年: 株式会社キーストーン・パートナース 社外アドバイザリー委員会 委員長
2012年: 独立行政法人国立成育医療研究センター 監事

地方銀行の経営の光と影‐信を万事の本と為す‐

金融について

金融とは一言で言えば、「お金が余っているところ」から「お金が足りないところ」へお金を融通する仕事です。
経済の血液とも言われています。血液が体の隅々まで酸素を送らないと生命が維持できないように、お金の流れがストップすれば工場も商店も動かなくなるからです。
言い換えれば、銀行は心臓の働きをする社会的インフラの一つだとも云えます。銀行がないと生活が不便になります。

銀行のこと

銀行はどんな仕事をしていて、現在どんな課題を抱えているのでしょうか。
特に地方銀行(千葉県には3行あります)はどんな対応策を持っているのでしょうか。

1.日本に銀行などの預金取り扱い金融機関は約550行あります。地方銀行は第一、第二あわせて105行です。固有の業務は預金、貸出、為替です。銀行は貸出金利と預金金利の差(利鞘と言います)で利益を出しています。また、皆さんが決済のためにATMを使ってお金を振り込みますが、これも大切な仕事です。そのため、銀行は危ないことをしないように監督当局からいろいろな規制を受けています。

2.銀行は情報産業とも言われています。大量の取引のためのITの活用、景気や為替の動向分析、海外投資のためのアドバイス等ワクワクする仕事もあります。

3.地方銀行は、地方経済の停滞、メガバンクやゆうちょ銀行等との競争といった課題を抱えていますが、対応策として都市部に進出する一方で、銀行間の連携やITシステムの共同利用によるコスト削減、さらには地域のニーズに合った商品を開発するなど地元になくてはならない銀行としての信用を築いています。
(※実際の経営の苦労話は講義の中で説明を致しました。)

銀行の仕事に就くには

銀行が求める人物像はどんな学生さんでしょうか。
また、銀行に入ったら支店ではどんな営業の仕事があるのでしょうか。

1.銀行が学生さんに求める人物像
成績が良いに越したことはありませんが、充実した大学生活を送った結果、何か武器を身につけている人です。
(例えば英語、法律、クラブ活動を通じてのリーダーシップなど。)
そして人との交わりが苦にならない人が好ましいです。
(※講義時に人事採用担当の時の経験をご説明しました。)

2.銀行の支店での営業の仕事
入行後、若いころは支店勤務が多いのですが、業務としては、窓口、渉外(外回りの営業)、融資、為替といった仕事があります。(※具体的な中身、支店の1日の過ごし方などは講義の中でご説明します。)

最後に、このキャリア特殊講義は、必ずや皆さんの大学でのキャリア形成にお役に立つと確信しています。