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ミュージカル「アリージャンス〜忠誠〜」のパンフレットで村川教授が時代背景を解説


太平洋戦争中、アメリカ国内の日系人は強制収容所に収監されるなど迫害を受けていました。「アリージャンス〜忠誠〜」はその実話を扱ったミュージカルです。「日系アメリカ人の歴史」が専門である国際学部の村川 庸子教授が、パンフレットでミュージカルの時代背景を紐解きます。

村川教授の授業「日米関係」は国際学部の3年生から履修することができます。アメリカは移民の国として様々な問題を乗り越え、世界一の経済力に到達しました。社会の多様性と共に発展してきた米国と、その中で生き抜いてきた日系アメリカ人の歴史を学ぶことができます。ミュージカルの観劇とともにぜひ聴講してみてはいかがでしょうか。

ミュージカル「アリージャンス〜忠誠〜」は3/12(金)~3/28(日)まで公開される予定です。
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あらすじ

NYのブロードウェイで上演されたアジア系ミュージカルの革新的作品の日本語版。日米戦争中に米国西海岸から立退かされ、強制収容所に入れられた日系人家族の実話をもとにした物語である。日系部隊への徴募とアメリカ社会への再定住に向けて、所内で行われた忠誠登録は、米陸軍での従軍の意志と、米国と日本のどちらに忠誠を誓うかを問うた。従軍により米国への忠誠を示そうとした者と、「民主主義の国」での人種差別的な扱いに強く反発した者。日系人の隔離部隊が特に危険な戦闘地域に投入されることを懸念した親。先の見えない不安と、日系人としてのアイデンティティの揺らぎや米国への不信感の中で、コミュニティや家族の中での分裂が拡がっていった。(筆:村川 庸子)

報告:IR・広報室