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留学生千葉就職促進プログラム-地産ビジネスグローバル化構想-


日本や千葉県内の企業への就職を目指す留学生を対象に「留学生千葉就職促進プログラム-地産ビジネスグローバル化構想-」を開講しています。所属する学部(経済学部または国際学部)の専門分野に加えて、日本企業で働くために必要な知識・スキル、考え方などを体系的に学ぶことができます。※2023年度以降の予定の内容を含みます。

プログラムの目的

このプログラムの目的は、留学生の日本・千葉理解と日本語力、ビジネス力を育成し、日本国内の企業で生き生きとやりがいを持って働くことのできる基礎力を養うことです。また、千葉県内の就職を希望する留学生と企業とのマッチクングを促進し、進路の実現を支援することです。AI・データサイエンスの基礎知識を併せて身につけることで、Society 5.0の到来する社会で活躍できる人材を育成します。
こんな人に向いています
  • 日本や千葉県内の企業でやりがいを持って働きたい。
  • 世界の中の日本や千葉県の現状を知り、ビジネス課題に取り組みたい。
  • 高度な日本語力と英語力を備え、母国語を加えた3か国語を使って企業のグローバル化に貢献したい。
  • AI・データサイエンスやIoT等、Society 5.0を促進する企業への就職をかなえたい。

身につく力

日本企業で働くために必要な力として「日本・千葉理解」「日本語力」「ビジネス力」を身につけます。皆さんが、これまでに学んできた日本語力に磨きをかけるだけでなく、国際関係や日本事情、働く力などが体系的に身につけられます。

「日本・千葉理解」 日本文化の基本的事項を理解し、その特徴や諸外国との差異について説明できる力です。日本や千葉県の現状を理解し、ビジネス課題を発見・解決するための知識を身につけます。

「日本語力」 日本語を日常的に使用し、職場での意思疎通を円滑にできる力です。商談や会議等で使用するビジネス会話だけでなく、文章・口頭による効果的な表現や日本の文化・習慣も身につけます。

「ビジネス力」 日本企業の可能性や各業種や職種の特徴を学び、自分らしい職業観と将来像を養います。企業の発展に貢献する意欲を持ち、課題解決に積極的に取り組む姿勢を身につけます。

カリキュラム

「日本・千葉理解」「日本語力」「ビジネス力」の3つの科目区分に、それぞれ「講義科目」と「実践科目」を配置しています。「講義科目」は、各区分で理解が必須となる内容で構成されます。「実践科目」は、演習を中心に構成され、知識を実践で活用できるようになることを目指します。「実践科目」には、インターンシップを含み、「プレインターンシップ」「インターンシップ」「ポストインターンシップ」の3科目があります。主に千葉県内の企業で就業体験を行い、本プログラムの集大成を行います。
区分 科目名 履修年次 単位数 必修
日本・千葉理解を深める科目
(4単位以上)
千葉学 1 2
千葉学実習 2 2
国内スクーリングⅠ 1 1
国内スクーリングⅡ 1 1
日本語の運用能力を高める科目
(13単位)
日本語Ⅰ 1 2
日本語Ⅱ 1 2
文章表現 1 2
口頭表現 1 2
1年次基礎演習Ⅰ 1 1
ビジネス日本語Ⅰ 2 2
ビジネス日本語Ⅱ 2 2
ビジネス力を高める科目
(11単位以上)
AI・DSへのいざない 1 2
キャリアデザインを学ぶ 1 2
キャリアデプランニング 1 2
キャリアディベロップメント 2 2
企業の魅力発見 2 2
実践的キャリア演習Ⅰ 3 2
実践的キャリア演習Ⅱ 3 2
プレインターンシップ 3 2
インターンシップ 3 1
ポストインターンシップ 3 2

受講と修了

経済学部または国際学部に所属し、このプログラムの受講を希望する人は入学後に申し込みを行ってください。プログラムが定める修了要件を満たすと、卒業時に「修了証明書」を授与します。4年次の就職活動に活かすため、所定の単位数の80%以上を取得した学生に、3年終了時に「修了見込み証明書」を発行します。日本企業で働くために必要な力を身につけていることを敬愛大学が認証するもので、就職活動での自己ピーアールなどに活用することができます。

修了要件

① 必修科目を含めて各区分で定められた必要単位を取得し、プログラム全体で28単位以上を取得していること。
② インターンシップに関する科目(3年次)を受講し、単位を取得していること
③ 卒業時までに日本語能力試験N1を取得していること。

目指せる進路

このプログラムで身につけた力は、日本や千葉県内の様々な企業で活かすことができます。目標となる進路を紹介します。

目標となる進路

千葉県は、主要な16種類の産業で、県内総生産が全国10位以内に入るオールラウンドな県です。例えば、以下の表のように「農林水産業」は全国4位、「製造業」は9位、「電気・ガス・水道業」は2位、「運輸業・郵便業」は5位、「情報通信業」は7位、「金融業・保険業」は7位、「不動産業」は6位などとなっています。千葉県への就職には、大きな可能性があると言えるでしょう。
都道府県研究会『地図で楽しむ本当にすごい千葉』( 宝島社, 2020, p.146-147)を参考。「経済活動別県内総生産および要素所得(名目) 」(内閣府, 2017)から県内総生産(産出額-中間投入) を基に作成。
産業分類 順位 産業分類 順位
農林水産業 4位 情報通信業 7位
鉱業 5位 金融業・保険業 7位
製造業 9位 不動産業 6位
電気・ガス・水道業 2位 専門・科学技術 10位
建設業 7位 公務 7位
卸売業・小売業 9位 教育 9位
運輸業・郵便業 5位 保健衛生・社会事業 8位
宿泊・飲食サービス業 8位 その他のサービス 5位
千葉県の産業の特徴を「特化係数」(※)を使って分析してみると、情報通信産業運輸業・郵便業で多くの人が働いていることが分かります。情報通信業には、ソフトウェア、情報処理サービス、インターネット附随サービス、映像情報制作・配給、出版などがあります。運輸業には、航空運輸、外航海運、道路貨物運送、倉庫などがあります。世界的な拠点空港である成田国際空港、日本の国際海上輸送の拠点である千葉港を持つ千葉県の強みを活かした産業と言えます。この他に、金融業・保険業や不動産業などにも多くの働き手が集まっています。

「平成27年国勢調査就業状態等基本集計( 労働力状態,就業者の産業・職業など) 」( 総務省統計局, 2017年4月26日公開) を基に作成。※特化係数が1より大きいとその地域にとって特徴的となるので、1を超える産業を見つけ出すことで地域の特性を知ることができます。