グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  TOPICS >  【教員執筆著書】『報道されない「学校有事」〈真の教育〉を求める現場の奮闘記』(教育学部 向山行雄教授)

【教員執筆著書】『報道されない「学校有事」〈真の教育〉を求める現場の奮闘記』(教育学部 向山行雄教授)


許可を得て掲載しています
※画像をクリックすると学芸みらい社の公式ホームページへ飛びます

教育学部向山行雄教授が執筆した書籍『報道されない「学校有事」〈真の教育〉を求める現場の奮闘記』が、学芸みらい社より刊行されました。向山教授は50年の教師歴を持ち、全国連合小学校校長会会長も務められていました。日々、学校現場で発生する"有事"をドキュメンタリータッチで紹介する一冊です。


『報道されない「学校有事」〈真の教育〉を求める現場の奮闘記』
2023年7月19日 初版発行
著 者:向山行雄
発行所:学芸みらい社
価 格:税込2,970 円

【ご購入はこちら】
学芸みらい社 公式ホームページから
Amazonから

本書の紹介文

50年の教師歴を持ち、全国連合小学校長会会長を務めた著者が〈令和の教育現場〉をリアルに描く。

学校は日々、「有事」の連続だ──。東日本大震災、コロナ禍、学力低下、小学校での英語授業の開始、働き方改革、地域に開かれた教育課程、GIGAスクール構想など時代からの要請。いじめ、不登校、体罰、児童虐待、校内暴力、読解力の低下、地域連携、国私立中志向の激化、教師の授業力の向上、教員志望者数の減少などの課題……。
しかし、学校はいつの時代も様々な課題に向き合い、それを乗り超えてきた。今日も懸命の努力を続けている全国の校長・教頭、教員たちの〈令和の教育現場〉からの報告。東日本大震災の津波で74名の児童が死亡・行方不明になった「大川小学校津波」訴訟をめぐる関係者の証言と現場検証をふまえた論考、および、小学校における黎明期の教科担任制とその後の経緯・課題を各種報道や文科省等の動きをふまえて詳説する論考も収録。

学芸みらい社 公式ホームページより抜粋しています

目次

  • 第1部 学校は今日も「有事」だ──新米・鈴木五郎校長奮闘編
    「担任を代えてくれ!」保護者から苦情/「仰げば尊し」をめぐる騒動/同窓会が内紛/産休育休教師の対応に追われる/校長には「地域理解」が必要だ/誰も知らない給食の値段/全盲児童の入学/学校のブランディングを考える etc.

  • 第2部 学校は「有事」の連続──3年目・鈴木五郎校長活躍編
    夏季プールは外部に丸投げでいい?/児童虐待の気配/変わりつつある運動会の風景/団地が消えると学校も消える?/ランドセルを柔らか頭で軽くする/図工の自由主義は是か非か/「体罰」の基準をわかっているのか? etc.

  • 第3部 変化する社会と学校の苦悩
 ◆第1章 大川小学校津波訴訟と学校教育──最高裁の求める学校の防災教育 衝撃の最高裁判決/大川小学校津波訴訟を巡る動き/大川小学校事故検証報告書Ⅰ・Ⅱ/学校事故と教職の専門性 etc.
 ◆第2章 揺らぐ伝統的な学級担任制──小学校における教科担任制度の導入

  • 第4部 特別対談「〈真の教育〉を深掘りする──令和時代の学校づくり」
    明石要一(千葉大学名誉教授/元・千葉敬愛短期大学学長)×向山行雄
    育てる美学/ドキュメント学校経営/コロナ禍で学校は「行事学校」から「勉強学校」に変わった/学校週5日制と「子供の体験」の格差/学校バッシングの陥穽と死角/貧しさと飢えと/教師は味に敏感であるべし/地域に開かれ、地域を育てる学校へ etc.