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国際学部「航空物流論」で、成田空港の貨物輸出を担う敬愛大学卒業生が特別講演


国際ビジネス専攻の専門科目「航空物流論」は、NCA Japan(株)の柴田良夫 氏に担当いただいています。NCA Japanは、日本で唯一の国際貨物専門エアラインであるNCA(日本貨物航空㈱)グループの企業で、輸出入される航空貨物のオペレーション業務を担当しています。1月19日(木)の授業では、2021年3月に本学を卒業し、同社の輸出業務で活躍中の中島友輝さんにロードプランナーの仕事についてお話しいただきました。

中島さんはNCA Japanのロードプランナーです。ロードプランナーの仕事は、機内の限られたスペースに効率良く貨物を搭載するプランを立てることが仕事です。安全のために左右・前後の重量バランスを考慮しながら、荷物の積み下ろしを効率良くできるように、経由する空港で荷物を降ろす順番も加味して、降ろしやすい場所に配置します。

「予定通りに行かないことがロードプランニングの難しいところ」と中島さんは言います。現物を見る前にロードプランニングをしなければなりませんが、実物を見ると隣の貨物に干渉してしまうことがあります。

また、飛行機が遅れて到着することもあります。出発時刻までに搭載が間に合わない場合にはロードプランを変更し、どこまで積めるか土壇場まで調整することもあるといいます。イレギュラーなことにはチーム一丸となって対応し、やり切った際にはとても達成感のある仕事だと語っていました。

 


成田空港は貨物取扱で日本一の空港です。コロナ禍でも航空貨物取扱は順調で、本学からの航空物流分野の就職・内定者は増加中です。国際ビジネス専攻の空港ビジネス分野の科目を体系的に履修・学習して、空港スタッフを目指しましょう。

報告:国際学部教授 織井、IR・広報室

NCA の公式Youtubeチャンネルでも卒業生の中島さんが出演