グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  TOPICS >  「空港ビジネス」の授業でグランドハンドリングの仕事、成田空港の貨物取扱実務を学びました

「空港ビジネス」の授業でグランドハンドリングの仕事、成田空港の貨物取扱実務を学びました


「空港ビジネス」(国際ビジネス専攻専門科目)では、毎年、授業の中で成田空港の実務(客室乗務員、グランドスタッフなど)に携わる方々に出講いただいています。本年度は、グランドハンドリング(GH)業務に携わるJASCO(日本空港サービス㈱)の髙石恵一さんにご講義いただきました。

GHのお仕事には、マーシャリング(航空機の誘導)、貨物の搭降載、燃料の給油など飛行機回りの仕事だけでなく、ロードコントロールなどデスクワークもあること、また、女性も多数活躍している職場であることを教えていただきました。さらに成田空港のGH企業が定期的に競技会で技を磨き合っている様子にも感銘を受けました。


受講生(1年生)の感想

・今までは記事や本、などでしか情報を集めることができませんでした、実際に現場で働いている方の話を聞くことができてとてもためになりました。今後の進路を決める情報源になりました。

・空港・航空機での仕事というとCAなどお客様と触れ合う機会が多い仕事を想像していました。GHの仕事内容を知ることで、改めて航空機を安全に出航させ、お客さまを安全に送り出すためにも、大切で重要な仕事の一つなのだと感じました。

・GHは航空機が空港に到着してから出発するまでの限られた時間で行われるため、とても大切な業務であると思いました。運用管理業務や機材管理業務など業務が多岐にわたることを初めて知りました。GHの業務を詳しく知ることができてよかったです。

・GHは航空機の誘導をしているイメージでしたが、整備、案内、搭降載、給油などの業務も担うことを知りました。限られた時間内で作業をするだけでも大変なことですが、安全面でも入念に作業していて、飛行機に乗る私たちの安心を支えているのだと感じました。

・オペレーションセンターは数年前に電子化を進めたと仰っていて、やはり電子化は特に空港業界などにとっては大事なことだと思いました。1~2年間の研修や教育を受けてやっと一人前になれることを知り、厳しくもやりがいのある仕事だと思いました。

「空港ビジネス」では、春休み中に空港見学(旅客ターミナル、航空科学博物館や空と大地の歴史館)、英語講習(英検資格取得)の課外学習を計画しています。空港関連企業での仕事に必要な知識・スキルの獲得を目指してこれからも努力を続けていきましょう。

報告:国際学部教授 織井 啓介