和田 良子 教授 (実験経済学、行動経済学)
ゼミ紹介
定量的なデータ分析をする力を身に付けます。2年次では、住んでいる市町村の財政を調べて、千葉市と比較します。またフィールドワーク入門では、Google Formsを利用したサーベイと、経営でよく利用されるABテストによって、統制されたグループとそうでないグループの比較をします。3年次では、MBAファイナンスについて読んで理解し、PPTを用いて発表してもらいます。そこで、企業金融やポートフォリオ選択について学びます。4年次の卒業論文では、業界動向サーチによって、1つの業界から2つの企業を選んで、コーポレートサイトから企業哲学をはじめとする統合報告書に掲載されている定性的なデータと、決算短信にある定量的なデータ、マクロ経済データを組み合わせて財務手法の違いが経営のパフォーマンスに影響をどのように与えているかを分析します。
和田ゼミのすべての活動は就職のための力をつけるものです。
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担当科目
経済理論I・II
ミクロ経済学I・II
環境経済学I・II
専攻分野
意思決定理論の実験経済学による検証(異時点間の選択理論についての実験的検証、hyperbolic preference、個人投資家の意思決定と情報など)
主要著作
- Choice with imprecise information: an experimental approach, with Hayashi Takashi at Texas University at Austin. Decision and Theory, http://www.springerlink.com/content/551l762k1k62p36l/Online published
- Expreiemntal Analysis of Decision Making ---Choice Over Time and Attitude toward Anbiguity 白桃書房、 2007年
- 「不確実性下の個人投資家の投資戦略分析-実験経済学によるアプローチ-」「パーソルファイナンス研究」FP実務 2006年
最終学歴
慶應義塾大学経済学研究科博士課程単位取得中退(慶應義塾大学商学修士号)
主な現職(本学部関係を除く)
東京大学人工物工学センター客員研究員(2003年~2009年)
これまでの主な経歴
富士総合研究所 研究員(1989年~1994年)
所属学会
日本経済学会
ファイナンス学会
Social of Experimental Finacce
趣味
ライブに行くこと、小説を書くこと、映画観賞
学生へのメッセージ
経済学は、何かを選ぶ状況になったとき、一番良い道を選ぶために、役に立つ学問です。また、財政や年金について政府が決めれば、私達の一生のお金の出入りを左右します。
環境問題をめぐる取り決めのひとつ、京都議定書についての理解も、経済学を学んで深めることができます。経済学を知ることは、将来を決めることなのです。ミクロ経済学IIでは講義だけでなく、実験も取り入れた、直感的、体感的な理解を目指しています。
環境問題をめぐる取り決めのひとつ、京都議定書についての理解も、経済学を学んで深めることができます。経済学を知ることは、将来を決めることなのです。ミクロ経済学IIでは講義だけでなく、実験も取り入れた、直感的、体感的な理解を目指しています。