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よくある質問と回答(教職課程)



Q1. 教育実習とは何ですか?

A1.

教員免許を取得するには学校で規定の日数の教育実習を行います(小学校教諭は20日間、中学校教諭は15日間、高等学校教諭は10日間です)。授業実践、学級経営、給食や清掃指導、部活動指導等、教員に必要な資質を磨きます。教職センター指導教員や大学教員が実習先の学校へ訪問し、アドバイスや指導をすることで、より良い実習を積むことができます。

 >>教育実習始まる

Q2. 副免とは何ですか。教育学部に副免はありますか?

A2.
学科で取得できる教員免許に加えて、他の教職課程を履修(授業を受講し単位を取得)し、与えられる教員免許状を「副免」と言います。教育学部では小学校教諭一種免許と併せて、他学科の教職課程を履修することで、中学校一種(英語・社会)・高等学校教諭一種(英語・地理歴史・公民)の免許を「副免」として取得することができます。特に、英語の「副免」の希望者は多く、教員としての幅を広げます。必要単位や提出課題が増えるため、入学後に相談してください。

Q3. 学校ボランティアとは何ですか?

A3.

小学校の授業中や放課後に赴き、授業や学校行事、児童との関わりをサポートするのが、学校ボランティアです。千葉県総合教育センターが主催する「ちば!教職たまごプロジェクト」(たまプロ)では、派遣先の小学校や特別支援学校で、学級運営や学校行事の補助といった実践的な研修が受けられます。千葉市教育委員会の「千葉市教育ボランティア」でも、児童の学習補助や本の読み聞かせなどの様々な活動を体験します。毎年多くの学生が、これらに参加して学校の様子や児童との接し方、教員の仕事を学んでいます。

 >>宿泊学習のボランティア

Q4. 大学推薦枠とは何ですか?

A4.
敬愛大学では、首都圏の自治体が導入している公立学校の教員採用試験大学推薦枠を毎年確保しています。特に千葉県・千葉市への推薦枠は12名にのぼり、入学定員に対する割合としては近隣の国立大学を大きく超えます。推薦された学生は教員採用1次試験が軽減されます。大学推薦の選考には、3年次までの学業や教採模試の成績だけでなく、積極的な大学生活(ボランティアやサークル、各種イベントなどへの参加)も評価します。なお、県外や中学・高等学校への推薦枠については教職センターまでお問い合わせください。

Q5. 心身にハンディキャップがあっても公立学校の教員になれますか?

A5.
千葉県と千葉市の教育委員会では、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳のいずれかを所持している方を障害者特別枠として募集しています。障害の有無にかかわらず児童生徒への教育に対する意欲を評価しています。詳しくは入試出願前に大学へご相談ください。

Q6. 教員免許取得と教員採用試験合格の違いはなんですか?

A6.
日本の学校の小・中・高等学校の教員になるためには教員免許状が必要です。教職課程を履修することで、修了時に教員免許状が発行されます。学校の教員になるためには、加えて、教員として採用されることが必要です。公立学校であれば、教育委員会が実施する採用試験に合格すること、私立学校であれば学校法人等に採用されることが必要です。

Q7. 千葉県と千葉市の教員の待遇を教えてください

A7.
千葉県と千葉市の教員の待遇は全国でもトップクラスです。高い初任給に加え、福利厚生が充実しています。女性にとっても働きやすい諸制度が整っています。

令和5年度 千葉県・千葉市公立学校教員採用候補者選考パンフレットより(令和3年度実績)

  1. 初任給(新卒の場合)
    小中高校 : 242,569 円(令和6年4月から5.9%引き上げ予定)
    各種手当 : 扶養手当、通勤手当、住居手当
  2. 賞与
    期末手当、勤勉手当(年2回)
  3. 勤務条件
    ①勤務条件:1 週間に 38 時間 45 分
    ②休日等:土、日、祝日、年末・年始
    ③休暇等:年次休暇(20 日)、療養休暇、看護休暇、育児休業、特別休暇等(夏季/慶弔/結婚/出産/育児 など)

Q8. 教員採用試験に合格したら、赴任先の学校を選べるのですか?

A8.

千葉県と千葉市の教育委員会では、教員採用試験合格後、希望する赴任先学区を調査します。すべての希望が通るわけではありませんが、赴任先をある程度選べますので、地元で働くことも可能です。

Q9. 期限付採用者と講師採用者とは何ですか?

A9.
「期限付採用者(臨時的任用教員)」と「講師採用者(非常勤講師)」は、非正規雇用の教員です。働きながら次年度以降の教員採用試験に再チャレンジすることができます。次年度以降は「特例選考」となり、一次試験が軽減される場合もあります。

「期限付採用者」とは小学校等で期限を限って任用される教員で、正規採用教員と同等の職責を担い、授業を行うだけでなく学級担任や公務分掌(生徒指導や部活動の顧問など)も担当します。給与も正規教諭と遜色ありません。本学の卒業生のケースを見ますと、次年度の採用試験に合格する方が多いようです。

「講師採用者(非常勤講師)」は教育委員会にて講師登録を行い、学校から要請があった際に任用されます、臨時的任用教員よりも時間にゆとりがあるので、試験対策に集中できます。

Q10. 採用試験の合格率について教えてください

A10.
令和6年度に実施された令和7年度千葉県・千葉市教員採用試験の合格率は以下の通りです。年々志願者倍率が減少し、教員になりやすくなっています。本学の教員採用試験のより詳細な結果は「数字でみる敬愛大学」で公開しています。

参考:令和7年度(令和6年度実施)千葉県・千葉市教員採用試験実績

※現在準備中です。県教育委員会の発表をお待ちください。

Q11. 学校の先生になりたいのですが、学力が心配です

A11.
教員採用試験で学力を問われるのは一次試験の「教職教養」です。合格者体験発表会での先輩方の取り組みを参考に、次の点に留意し、学力向上を目指しましょう。
  1. 「教育原理」や「教育心理」、「生徒指導」、「道徳」、「特別活動」、「教科指導法」など、履修した講義のプリントや授業ノートをもとに復習しましょう。
  2. 中学校時代の教科書をもとに、数学や社会科などの5教科の復習をしましょう。教科にもよりますが、社会科や理科は小学校4~6年生の教科書のほうがわかりやすく書かれているので参考にしてください。公立高校入試問題で最低70%の正解率を目標として頑張りましょう。 
  3. 教職センターを大いに活用しましょう。学習室には採用試験情報が満載された雑誌が毎月2種類届くのをはじめ、教科書、参考資料、問題集が用意されています。また、一人での学習では長続きしない、刺激が乏しいと思っている人こそ、学習室での勉強をお勧めします。先輩方は、同じ目標を実現するために集った仲間と共に励ましあって学習し、時には模擬授業や集団討議の練習を重ね、採用試験に向けて力を伸ばしてきました。わからないことや困ったことがあっても大丈夫です。隣の部屋には先生方が常駐していますので、いつでも相談することができます。
  4. 中高の英語科、社会科希望者は、かなり高度な内容を学習することになりますので、英語科や社会科の先生に直接相談するのがよいでしょう。
  5. 小学校全教科の試験の中で不得意な教科がある人には、本学では「キャッチアップ講座」を用意しています。特定の教科を選んで、初歩の初歩からはじめ、2年生の終わりまでに受験レベルに追いつけるようなプログラムを選択することができます。

Q12. 学校の先生の労働環境について教えてください

A12.
社会の急激な変化が進む中で、学校教育の改善・充実が求められています。学習指導のみならず、学校が抱える課題は、より複雑化・困難化しています。そうした事態に対応するため教員の勤務実態は過酷さを増しています。このため、文部科学省では、教師のこれまでの働き方を見直しています。自らの授業を磨くとともに、その人間性や創造性を高め、子供たちに対して効果的な教育活動を行うことができるようにすることを目的として、学校における働き方改革を進めています。

都道府県教育委員会では、文部科学省の「働き方改革」の方針を受け、教職員の勤務時間管理の徹底、休日を確実に確保するための週休日の振替、学校閉庁日の設定等を工夫し、働き方が過重にならないよう取り組んでます。また、各学校では文部科学省が作成した「働き方改革チェックシート」に基いて、自校の働き方改革の取組状況を把握し、更なる業務改善に活用しています。