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航空会社の「脳みそ」、成田空港オペレーションセンターを見学! ~第6回学生拡大ミーティング~


2023年12月に成田空港の施設を見学しました。第二ターミナルの日本航空(以下:JAL)国際線チェックインカウンターを見学し、JAL成田空港支店の若手社員の方から、詳細なお話を聞きました。副専攻「エアポートNARITA地域産業学」の学生ミーティングについても相談したところ、「オペレーションセンターも含め、学生の皆さんにぜひ見てほしい」とのうれしい提案がありました。

成田空港オペレーションセンター見学会

こうして臨時休講日にあたる1月17日(水)に、第6回拡大学生ミーティング「成田空港オペレーションセンター見学会」の実施の運びとなりました。国際線の出発カウンターには2019年から、顔認証技術で搭乗手続きを行うFace Expressが導入されています。航空会社のカウンターにおけるスタッフの数は減っているとのことですが、一方で訪日外国人客を中心に成田空港利用客や発着回数はこれからも増加しますし、空港の機能強化も始動しています。新規採用も本格的に再開されたところです。

JALグループを頻繁に利用される方に向けた会員組織や、ビザが必要な国・地域の利用客のチェックイン時の対応、発券カウンターやお手伝いが必要な方のサポートをするスペシャルアシスタンスカウンターも、ひとつひとつ丁寧な説明がありました。1年生にとっては何もかも新しい知識ばかりだったようですが、一生懸命メモを取っているのが印象的でした。

その後に訪れたオペレーションセンターでは、事前に書類を提出しての見学でしたので、緊張感も高まります。オフィスに入室すると、これから出発する国際線のパイロットの方々が、当日の空路のコンピュータ画面を見ながらブリーフィングをしているところでした。見渡すと、広いオフィスでたくさんの方が勤務していました。業務が細かく分かれており、JALグループの複数の会社の方々がチームとなり、まさに「脳みそ」としての機能を果たしています。着陸機がどこに駐機するかを最終的に決定していくことも、このオペレーションセンターでの大きな業務のひとつであり、日本航空便のみにとどまらず、関連のLCC(格安航空便)も担当するそうです。見学後の質疑応答では、学生から活発に質問が投げかけられていました。

今回の見学を通して、周辺地域あっての成田空港であることを強く意識することが多く、副専攻名である、「エアポートNARITA地域産業学」の方向性を再認識する機会にもなりました。このような貴重な機会をいただき、日本航空様には心から感謝しております。

国際学部教授 三浦 知子