2023年度インターンシップ報告会を開催
新「三省合意」にもとづいた、新たな形でのインターンシップが今年度より開始され、参加した学生たちによる報告会が11月14日(火)に開催されました。経済学部と国際学部の3年生は、主に夏休み期間中に民間企業や自治体、公共団体へインターンシップ(就業体験)に行きます。就職を希望する業界のイメージが明確になるだけでなく、これまで知らなかった業界の理解が深まる貴重な機会です。就職活動に向けて、身につけたいスキルや課題を自覚することにも繋がります。
就職活動を控える多数の学生が参加
報告会には在学生や教職員だけでなく、受け入れ先企業の担当者の方々にも参加いただきました。2005年から始まったインターンシップは今年度で19年目です。開始年度の参加者は7名のみでしたが、インターンシップ先の企業に入社した学生が後輩に道を作り、今では将来を見据えることのできるキャリアプログラムとして定着しています。
報告の様子
千葉市生涯学習センターにてインターンシップを行った経済学部のNさんは、今、自分が持っているスキルはビジネスの現場でどの程度通用するのか、足りないスキルは何なのかを知りたいという目的を持って臨んだそうです。生涯学習センターは、地域で生活する方々が訪れる場所です。1年次からオープンキャンパスのスタッフとして活躍してきたNさんですが、様々な人々との適切なコミュニケーションの方法を身につけたいと考えていたようです。業務経験を通じて、自分の個性や能力を活かせる場所での仕事にはやりがいを感じやすいことを発見し、接客の楽しさや難しさだけでなく、ICTスキルの必要性にも気づかされたことなどを発表しました。
Nさんの発表様子
千葉市生涯学習センターでのインターンシップを経験
発表の後は、受け入れ先企業の方々からコメントをいただくことができます。業務中の様子や発表への感想、激励の言葉、今後に向けたアドバイスなど、就職活動を控えた3年生のモチベーションアップにつながる言葉をたくさんかけていただきました。
企業の担当者からのコメントの様子
発表が終わった学生に声をかけていただきました
どの学生も緊張した面持ちでしたが、業務を通して得た発見だけでなく、今後のキャリアプランや伸ばしていきたいことなどをしっかりとアピールでき、意欲的な姿が企業に伝わったことと思います。また、当日の運営や各教室での進行は、すでに内定を獲得して卒業を控えた4年生がサポートしていました。発表された学生の皆さん、おつかれさまでした。また、お忙しい中、インターンの受け入れおよび発表会への参加をしていただいた企業の皆さまに御礼を申し上げます。
4年生が運営や進行をサポート
中山学長をはじめ、発表を真剣に聴く学生たち
報告:IR・広報室