「第5回Keiai Cup 高校生英語スピーチコンテスト」を開催しました
敬愛大学の英語教育開発センターが主催する「Keiai Cup高校生英語スピーチコンテスト」の本選が、本年度も10月28日(土)に開催されました。2019年度に始まった本コンテストは、第1回は千葉県内の高校を限定に対面で行われましたが、翌年からのコロナ禍を機に、Zoomを利用したリアルタイムでのオンライン開催とすることで規模を全国に広げ、無事に第5回目を終えることができました。
9月5日(火)~9月19日(火)に行われた1次審査(音声及び原稿審査)では、今年度も全国各地の高校生から多数の応募があり、厳正な審査によりその中から17名が本選出場者として決定しました。
第5回Keiai Cupの発表テーマは、“What I Learned from My Mistakes” です。
これまでの人生において、どのような失敗をしたか、なぜその失敗は起きたのか、さらにそこから何を学び、その後の人生にどう生かしているかなどについて、各出場者は具体的なエピソードとともにそれぞれの考えを主張しました。
今年度の本選もオンラインによるライブ形式で実施しました。各出場者のスピーチはもちろんのこと、スピーチ後に行われた審査員との質疑応答でも、非常に高いレベルの英語力と卓越した思考力を見せてくれました。
9月5日(火)~9月19日(火)に行われた1次審査(音声及び原稿審査)では、今年度も全国各地の高校生から多数の応募があり、厳正な審査によりその中から17名が本選出場者として決定しました。
第5回Keiai Cupの発表テーマは、“What I Learned from My Mistakes” です。
これまでの人生において、どのような失敗をしたか、なぜその失敗は起きたのか、さらにそこから何を学び、その後の人生にどう生かしているかなどについて、各出場者は具体的なエピソードとともにそれぞれの考えを主張しました。
今年度の本選もオンラインによるライブ形式で実施しました。各出場者のスピーチはもちろんのこと、スピーチ後に行われた審査員との質疑応答でも、非常に高いレベルの英語力と卓越した思考力を見せてくれました。
発表テーマ
“What I Learned from My Mistakes”
(スピーチ作成に当たっての参考事項)
・The mistakes you made
・Reasons for making the mistakes
・Regrets for making the mistakes
・Possible alternatives you could have taken
・Outcome or result of the mistakes
・How to prevent future mistakes
(スピーチ作成に当たっての参考事項)
・The mistakes you made
・Reasons for making the mistakes
・Regrets for making the mistakes
・Possible alternatives you could have taken
・Outcome or result of the mistakes
・How to prevent future mistakes
審査項目および配点
【一次審査】Judging Criteria for the 1st Round(音声及び原稿)
Content: 40点,English: 50点,Delivery: 10点(100点満点)
【本選】Judging Criteria for the Finals(スピーチ及び審査員との英語によるQ&A)
Content: 30点,English: 30点,Delivery: 25点,Q&A(Response to questions): 15点(100点満点)
Content: 40点,English: 50点,Delivery: 10点(100点満点)
【本選】Judging Criteria for the Finals(スピーチ及び審査員との英語によるQ&A)
Content: 30点,English: 30点,Delivery: 25点,Q&A(Response to questions): 15点(100点満点)
本選の結果
順位 | 氏名(敬称略) | 高等学校名 | スピーチタイトル |
第1位 |
小川 賢侍 | KIUアカデミー | The Foundation is Fundamental: A New Take on Mistakes |
第2位 |
小野倖果 | さいたま市立大宮国際中等教育学校 | Contribute to society with surplus cookies |
第3位 |
福田優羽 | 広尾学園高等学校 | Connecting Through Our Hearts |
第1位の小川賢侍さんのスピーチは、トーマス・エジソンの失敗談を劇的に話し始めることで、見事に視聴者を惹きこみました。さらにケンブリッジでの体験や、学校でのコンピューターサイエンス部立ち上げで苦労した経験から、何事にも基礎を疎かにしてはならない、と軽快な口調でありながらも中身の濃い内容を話されました。
第2位の小野倖果さんは、誰もが関与する可能性のある残飯問題について語ってくれました。カナダでの体験を通して、フードバンクでのボランティアや余剰食品の仕分けなど、自身の取り組みを交えて私たちが個人レベルで何ができるか提示してくれました。
第3位の福田優羽さんは、カンボジアで現地の子どもたちに英語と日本語を教えるボランティア活動について語りました。人に教えるということは一方的なものではなく、心を通じ合わせる努力が必要であることを学んだそうです。また、それに気づいたことによる自分の成長も語ってくれました。
今回の本選では、各出場者が自分の行動や状態を客観的に振り返り、それぞれの失敗を成長の機会として受け入れた様子が伺えました。
第2位の小野倖果さんは、誰もが関与する可能性のある残飯問題について語ってくれました。カナダでの体験を通して、フードバンクでのボランティアや余剰食品の仕分けなど、自身の取り組みを交えて私たちが個人レベルで何ができるか提示してくれました。
第3位の福田優羽さんは、カンボジアで現地の子どもたちに英語と日本語を教えるボランティア活動について語りました。人に教えるということは一方的なものではなく、心を通じ合わせる努力が必要であることを学んだそうです。また、それに気づいたことによる自分の成長も語ってくれました。
今回の本選では、各出場者が自分の行動や状態を客観的に振り返り、それぞれの失敗を成長の機会として受け入れた様子が伺えました。
本選入賞者のスピーチ動画
報告:英語教育開発センター・国際学部准教授 三幣真理