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2022年度「YomuYomu運動」読書感想文・書評コンテスト表彰式を開催


敬愛大学のメディアセンターでは、読解力や文章力、書くことによるコミュニケーション力の向上を目的として、学生の読書感想文や書評を募集する「YomuYomu運動」を実施しています。今年度も各学部から多数の応募がありました。特に優れた作品が最優秀賞と優秀賞に選ばれ、12月13日(火)に表彰式が行われました。この取り組みの概要や受賞した作品と審査員の講評、表彰式の様子を紹介します。

「YomuYomu運動」の概要

敬愛大学メディアセンター

メディアセンターが所蔵する図書から読みたい本を選び(リクエストも可能)、図書1冊につき1,200文字~2,000文字程度の感想文、または書評を投稿します。2022年10月1日(土)から10月31日(月)に応募された中から、特に優れた作品に対して最優秀賞と優秀賞が選ばれ、賞状と副賞が送られるコンテストです。「YomuYomu運動」は、10年以上の間続けられている取り組みです。

この取り組みに共感する各学部の教員の呼び掛けにより、ゼミの学生全員が応募をしたところもありました。受賞作品は、メディアセンターが毎年発行する『君にすすめる一冊の本』に収録され、学生や教職員に紹介されます。

最優秀賞と優秀賞の受賞者紹介

最優秀賞に選ばれたのは、『ライ麦畑でつかまえて』(J・D・サリンジャー, 1951)の感想文を執筆した国際学部こども教育学科(現教育学部こども教育学科)3年生のS. Sさんです。S. Sさんは、毎週一冊の本を読んでおり、豊かな読書経験があります。自分が共感できる作品を選んだことで、高く評価される感想文を書くことができました。

優秀賞は、『本当は恐ろしいグリム童話』(桐生操, 1998)の書評を執筆した国際学部国際学科1年生のS. Iさんです。S. Iさんは、普段は電子書籍を中心に活字に親しんでいるそうです。今回選んだ作品は、過去に読んだことがありましたが、久しぶりに本を手にとってじっくり読み込むことで作品を深く鑑賞することができました。

どちらも創造性や論理性、批判的視点や多角的視点が発揮された優れた内容でした。審査員からは、独自の視点を通して作品が捉えられており、想像を上回る内容だったという評価が伝えられました。メディアセンター長の増井教授(国際学部)は、「本との出会いは、人と繋がる窓を開きます。読書の思いを人に伝え、新しい出会いを広げてください。将来、今回の感想文や書評を読み直すことが、自分を振り返り、見つめ直す手掛かりになるでしょう」という言葉が送られました。

敬愛大学メディアセンターは、「YomuYomu運動」の推進に努め、読書の輪を広げていきます。多くの学生が良書と出会うことを願っています。

最優秀賞を受賞したS. Sさん

優秀賞を受賞したI. Sさん

記念の賞状を手に(左から増井教授、S. Sさん、I. Sさん)

受賞の感想を述べる学生