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第12回「敬愛大学教職交流会」開催 教職に就いた卒業生と教職課程の学生が交流しました


11月27日(土)、第12回「敬愛大学教職交流会」を実施しました。教職交流会は本学の教職課程を修了し、教員になった卒業生と、現役の教職課程の学生とが交流するイベントです。卒業生から学校現場のありのままの意見を聞くことができ、教員を目指す学生にとって将来像を明確にする貴重な機会です。また、卒業生にとっても現場での課題や悩みを同窓生や先輩に共有し相談するチャンスとなります。
昨年度はコロナ禍のため実施できず、2年ぶりとなった今回は、対面とZoomによる遠隔視聴を組み合わせたハイブリッド方式で行いました。教職に従事する卒業生(OB・OG)の方々、教職課程を履修する在学生、大学教職員など、これまでで最多となる150名を超える参加者に恵まれ、盛況のうちに開催することができました。

小学校校長を務めるOBが「教職を目指す学生に期待すること」について講演

第1部の総会の後、第2部では白井市立桜台小学校校長の林 輝彦氏(本学経済学部OB、教職交流会副会長)が講演しました。教員としての歩みを振り返りながら、教職を目指す学生に期待することを学校長の視点から伝えていただきました。林氏は、小学校教育の現場が目まぐるしく変化する中、さまざまな問題が起き、そのたびに試行錯誤を繰り返してきたと言います。「子供のため」を一番に考えて対処してきたことが良い方向に繋がったと林氏。「教員は常に学ぶ心が必要である」との言葉は学生の心にも響いたことでしょう。

在学生と卒業生の交流会

続いて、小学校の部、中学・高校の部に分かれ、卒業生、在学生、大学教職員が交流を深めました。

小学校部会では、4~5名の小グループになり「今のうちにすべきことは?」「働きながらの一人暮らしの苦労は?」など4年生から出された公私にわたる数々の質問に対して卒業生に一つ一つ丁寧に答えてもらいました。笑顔で答える卒業生と安心したかのように熱心にメモを取る4年生の姿があちらこちらに見られました。

中学・高校部会では、学校現場が抱える課題を話し合いました。校則の問題、具体的にどのように生徒を指導していけば良いかなど、若手教員の悩みについてベテラン教員が答えていきました。在校生は、具体的な事例を元にした対処方法を学ぶことができたほか、卒業生から教職への熱い思いが繰り返し伝えられていました。

卒業生の中には初任で日々奮闘している方やお子さんを抱いて参加された方もいました。大変和やかな雰囲気で「久しぶり」「元気だった」という会話や「これからもお互い頑張ろうね」という声も聞こえ、時間を忘れ話は尽きない様子でした。ご多忙の中、たくさんの方にご出席いただき誠にありがとうございました。研鑽と親睦交流を図る「敬愛大学教職交流会」を今後ともよろしくお願いいたします。

報告:教育学部准教授 小林輝明

教職交流会の様子

教職交流会会長の佐久間 昭氏(本学経済学部OB)

講演を聴く卒業生

交流会の出し物についてうち合わせをする卒業生

卒業生に質問したいことをブレインストーミング

積極的にOBへ質問をする在学生

教育学が専門の中山幸夫学長の挨拶