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来年度の教員採用試験の準備対策がスタート


教職センター長 山口政之 教授

2月15日(月)、教職センターで来年度の教員採用試験の準備対策が始まりました。全7回を行う講座の内容は「教育課題の講義」と「面接の実技指導」です。
第1回は対面とZoomのハイブリッド形式で行いました。山口センター長からは「本講座のガイダンス」を、田代客員教授からは「特別の教科 道徳、教育評価、オリンピック・パラリンピック教育」の講義がありました。

受講した学生の感想

3年 M・Aさん

 私は、教員採用試験の合格に向け、今回この教員採用試験準備講座を受講しました。私が今まで参加してきた講座は、ほとんどが筆記試験の対策のみでしたが、この講座では面接対策も行えることを知り、とても安心しました。私は面接対策で何をすれば良いのか分からず、今まで手をつけることができませんでした。山口政之先生の講座を通して、ただ面接練習をするだけではなく、事前準備として自己分析を行い、自分が教員を目指す理由、自分の長所などを多く見つけ、取捨選択をすることを学びました。
 コロナウイルスの影響もあり、対面での面接練習が厳しくなり、講座のほとんどはオンラインになってしまいました。その分自宅での自己分析や勉強など、自分のできることをこれからも精一杯行い、1人では行う事が出来ない貴重な面接練習を無駄にしないよう努力していきたいと思います。


田代敏博 客員教授

3年 K・Kさん

 「特別の教科 道徳」、教育評価、オリンピック・パラリンピック教育について田代敏博先生よりご教授いただきました。まず、「特別の教科 道徳」は、教科になった経緯や背景、これまでの道徳教育との相違点を比較しながら現行の道徳教育のあり方について学びました。これまで道徳の模擬授業を経験する機会がありませんでしたが、今回、指導案の書き方や、道徳の授業構成を学ぶことが出来たので、今後の教員採用選考の勉強に役立てたいと思います。
 次に教育評価では、教師の視点に立ち評価をするためにどのような指導をするか、どのように評価をするのか、評価をどのように授業に生かすかというPDCAサイクルについて学びました。中でも、「評価をして児童のできないことを自身の指導力の見直しに活用できるような教師が望ましい。」という考えを聞き、評価を肯定的にとらえ、自身の授業を省みるようにしようと思いました。
 最後にオリンピック・パラリンピック教育では、日本でオリパラを開催する機会に、オリンピック・パラリンピックについての教育法を学びました。小・中学校では、スポーツだけでなく国際社会やバリアフリー、日本のおもてなしについても学習にとり入れていることを知り、社会に合わせた学びを教えることも必要だと感じました。
 今後は家での自学だけでなく、教職センターの皆様にサポートしていただいたり、仲間と教え合ったりして教員採用試験に向けて勉学に励みます。また、教員の仕事について知り得た情報や知識は教員になった時、後輩指導の役に立てるようノートにまとめておこうと思います。

教員を目指す学生のみなさん

報告:教職センター長 山口政之
編集:IR・広報室