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留学生がICTスキルと語学力を活かして世界的な学術会議の運営をサポート


2021年11月12日(金)から13日(土)の2日間にわたって、「東アジア国連システム・セミナー」が開催されました。この国際会議で、国際学科3年生の朴 喜淑さんと薛 楠さんが、学生スタッフとして通訳およびICTツールのサポート役を務めました。

「東アジア国連システム・セミナー」は、国連研究を行う団体、中国国連研究アカデミックネット(CANUNS)、韓国国連システム学術評議会(KACUNS)、日本国際連合学会(JAUNS)の学術交流のためのフォーラムです。日中韓の3ヵ国のほか、世界的な学術団体である国連システム学術評議会(ACUNS)からも世界トップクラスの研究者が参加します。

世界の第一線の研究者や実務家の方たちが参加する国際会議で、本学学生が通訳を務めました。今年はコロナ禍の影響で、ZoomとoVice上でのオンライン開催となりましたが、ZoomとoViceでのオンライン授業に慣れている二人は、堂々と会議の通訳の務めを果たしました。また、オンライン授業で培ったICTスキルを活かして、参加者の方々を案内する務めも果たしました。この日をのために朴さんと薛さんは授業以外の時間に多くの時間を割いて、ご案内のための下調べと練習を積んできました。

この会議には、元ユネスコ事務局長の松浦 晃一郎氏や国連大学副学長の山口しのぶ博士が参加し、世界の教育を考える貴重な機会ともなりました。英語での白熱した議論から、学生たちも単にスタッフとして務めるのみならず多くを学ぶ機会となりました。

参加した学生の感想

韓国からの留学生 朴 喜淑さん

庄司先生からの紹介で挑戦しましたが、最初はうまくできるか心配でした。先生方と練習して徐々に自信がついていきました。オンライン授業で自分自身が戸惑ったところを、今回の会議で助けることができ嬉しく思います。

中国からの留学生 薛 楠さん

日本の大学に留学していると、学校やアルバイト先では日本語ばかり話しています。母国の方に中国語で日本語の通訳をするのは新鮮な気持ちでした。国連について学ぶゼミに所属しているので、今回の国際会議はとても勉強になりました。

報告:国際学部教授 庄司真理子