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学校教員に採用された4年生へ「採用前研修会」を開催  ~教育長や現役教員から教職への準備や心構えを学ぶ~


この春から教壇に立つ4年生を対象とした採用前研修会が2月4日(土)に行われました。この研修会は、4年生で教員・講師を希望する者と、参加に強い希望を持つ3年生が対象です。内容は「就職にあたっての服務と心構え」「就職までの準備」のように、卒業後に円滑に教員生活を開始するための情報提供や助言をする機会となっています。講師には山武市教育長の内田淳一先生のほかに、教職センター教員、さらに3名の現職の先生方が参加してくださいました。

山武市教育長の内田先生の講演

「採用する立場から」という演題で講義された内田先生からは、「授業を大切にしてほしい」というアドバイスをいただきました。授業のベースとなるものは教師が子供を見て理解することであり、子ども一人一人をよく見ていけば、うまくいかないこともきっと解決できるとのお言葉は、聞いていた多くの学生たちの胸に響いたようです。

続いて、3名の卒業生が登壇し「先輩の体験談」を語っていただきました。

3名の卒業生による「先輩の体験談」

市原市立水の江小学校 金久保憲司先生

千葉市立草野小学校 柏倉雄希先生

鎌ヶ谷市立第二中学校 國分大暉先生

3人の先生方からは、「学級経営」「校務分掌」「保護者との関係」「書類整理」など多岐にわたるアドバイスをいただきました。金久保先生からは「わからないことはしっかり聞いて、自分の引き出しをふやしていこう」、柏倉先生から「わからないことは多い、だから誰にでもできることは進んで行おう」國分先生からは「人と人との縁を大切に」とそれぞれメッセージもいただきました。

全体会の様子

卒業生を囲んでの分科会

その後講師の先生を囲んで3つの分科会に分かれ、さらに学生からの質問に一つ一つ答えていただきました。経験に基づいた自らの言葉で語ってくれる先輩の姿は、大変頼もしいものでした。参加した多くの学生たちにとって、不安を希望とやる気に変える研修会となったことと思います。
4月から教師となって羽ばたいていく学生たちの健闘を祈ります。

報告:教育学部教授 小林 輝明

分科会の様子