グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



カテゴリ画像
ホーム  > 国際交流  > 国際交流講演会  > 第4回 国際交流講演会in敬愛フェスティバル

第4回 国際交流講演会in敬愛フェスティバル

家近亮子国際交流委員長のご挨拶

第4回国際交流講演会が開催されました

敬愛フェスティバルの2日目にあたる11月10日(日)の午後1時から第4回国際交流講演会が開催されました。本講演会は国際交流委員会の活動の一つで、第三回までは海外留学経験のある教員、卒業生に講演をお願いしました。今回は、実際に海外で経済協力や駐在によって仕事をなさった経験のある先生方に講演をお願いしました。


インドネシア・パラグアイ・シリアをめぐる経済協力の旅(経済学部 仁平耕一教授)

第一講演のテーマは、経済学部教授仁平耕一先生の「インドネシア・パラグアイ・シリアをめぐる経済協力の旅」でありました。仁平先生は、大学院生であった1980年代からインドネシアに調査に行き始めましたが、研究者となってからはJICAの経済協力、技術援助協力の一員としてインドネシア、パラグアイ、シリアに赴き、インドネシアでは長期滞在も経験なさいました。
仁平先生は、これら三国においてご自分の豊富な専門知識を生かし、それぞれの国が経済発展するために何をすれば良いかという予測をたて、経済発展モデルを作成するという経済技術協力をおこないました。ただ、この作業はそんなに簡単ではなく、インドネシアでは相手方の担当者が複雑な作業を嫌う傾向にあるし、パラグアイやシリアでは予測を立てるために必要な基本データが残されていない場合が多いため、また日本の協力が現地の人を長期に雇うことができないなどの問題があるためスムーズではなく、いろいろとご苦労なさったそうです。また、日本の経済協力は基本的に外交とは切り離されて行われているなど、重要なご指摘が多々あり大変勉強になりました。現在、紛争地となっているシリアが3年前は中東の中で最も住みやすい、良い国であったというお話も印象に残りました。もし、内乱が落ち着いたら是非行ってみたいという思いにかられるお話でした。

私の海外駐在体験 ~米国・カナダ・中東~(敬愛大学 三幣利夫学長)

三幣利夫学長のご講演

第二講演は、三幣利夫学長が「私の海外駐在体験 米国・カナダ・中東」をテーマにお話し下さいました。三幣先生は本学に赴任される前、ある商社に38年間ご勤務なさっていましたが、その間20年間は駐在員として赴任なさっていたそうです。第一回目がアメリカ南部のヒューストン(1973~79年)で、第二回目がカナダ北部のカルガリー(1988~1994年)、そして第三回目が中東(1999~2006年)です。中東は、イランのテヘラン、バーレーン、アラブ首長国首長国連邦のドバイを回られました。このように海外駐在体験が豊富な三幣先生のお話は大変興味深いもので、「外国は行ってみなくては分からない、住んでみなくては真の理解はできない」ということがよく分かりました。
特に、商社のお仕事は石油ショックやイラク戦争などの国際政治や国際経済の動向に合わせて営業目標が変わることを知り、グローバル化した現在の日本においては、国際学の勉強が仕事をしていく上で非常に役に立つということが分かりました。アメリカとカナダは隣国で、とても似ているように思われていますが、その関係は複雑であることを知り、両国関係に興味を持ちました。このような事は、両国に長く住んでみないと分からないことだと思います。
三幣先生は、ご自分の体験から海外で上手に生活する方法を国外と感じないように気持ちを切り替えることが重要だとお話しになりました。そして、海外に出ることを自分の世界が広がることと積極的に受け止め、まず出てみること、そして生活してみることが重要だというアドバイスを下さいました。「言葉はそのあとである」というお話に勇気づけられた学生も多かったと思います。三幣先生は、もう一度住んでも良い場所はイランのテヘランであると最後にお話になりました。