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「敬愛大学生涯学習シンポジウム」を開催

敬愛大学地域連携センターでは、7月16日(月曜日)に生涯学習シンポジウムを開催いたしました。
今回のシンポジウムは『21世紀の生涯学習~「人生100年時代」の新しい学びのかたち』と題し、仕事や趣味、社会活動に意欲的な「アクティブシニア」や、社会人の学び直しなどについて、熱心な議論を行いました。

地域連携センターの藤森孝幸室長からの趣旨説明に続き、基調講演には牧野篤氏(東京大学高齢社会総合研究機構 副機構長)をお迎えし、「みんなが主役の〈小さな社会〉をたくさんつくる」という視点から、「人生100年時代」と呼ばれる今の時代にあった学びのあり方をご提案いただきました。「学びは社会基盤であり、生活の基盤」とまとめられた講演に、多くの気づきを与えていただきました。

続くパネルディスカッションでは、パネリストに牧野篤氏の他、熊谷俊人氏(千葉市長)、岩永雅也氏(放送大学副学長)、佐々木偉彰氏(セカンドアカデミー株式会社 エグゼクティブ・コンサルタント)を迎え、明石要一氏(千葉敬愛短期大学学長、文科省中央教育審議会生涯学習分科会長)の鮮やかな進行の元で意見を交わしました。特に「AI(人工知能)がシンギュラリティ(人間の脳を追い越すと言われている時期)時代」の学び」や「従来型の知識伝承(父の背中を見て育て型)が意味をなさない時代の学び」、そして「学びをどう地域社会に還元するか、またそのための大学のあり方はなにか」など、実に多くの学びを得ることができました。

パネルディスカッションの最後には、「Study and Action(学んでから実践する)だけでなく Action and Study(実践から学ぶ)も大切だ」、「生涯学習・社会教育はオープンエンド(一つの結論に集約するするのではなく、様々な意見があることを認識しあう)に」というまとめがなされ、活発な議論を閉じました。

敬愛大学地域連携センターは、事業の一つとして「生涯学習センター」の運営を行っています。2006年度にスタートした生涯学習講座は、2014年度に稲毛駅前にサテライト教室を開設しました。さらに高まる学びの意欲に呼応し、今年4月には稲毛駅前の教室を2教室に拡充。今年度は年間400以上の講座を市民の皆さんに提供いたします。いわば敬愛大学生涯学習センターは「人生100年時代の学び直し、生きがいの場」です。
今後も「地域の伴走者」敬愛大学地域連携センターの取り組みにぜひご期待ください。

なお当日は連日の猛暑にも関わらず、110名を超える皆様にご来場いただき、会場あふれんばかりとなりました。多くの皆様のご来場、誠にありがとうございました。

趣旨説明をする藤森孝幸・地域連携センター室長

基調講演をされる牧野篤氏
(東京大学高齢社会総合研究機構)

パネリストとして発言される熊谷俊人氏
(千葉市長)

モデレーターの明石要一氏(右)と
パネリストの佐々木偉彰氏(セカンドアカデミー)

パネリストとして発言される岩永雅也氏
(放送大学副学長)

謝辞を述べる三幣利夫学長