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ホーム  > 国際学部だより  > 【こども教育学科】2年次専門研究(阿部ゼミ)②

【こども教育学科】2年次専門研究(阿部ゼミ)②

「2年次専門研究」(阿部ゼミ)では、国内外の先端的教育実践に学ぶということをテーマとしています。
5月24日の授業では、NPO法人企業教育研究会職員の竹内正樹さんをゲスト講師にお招きしました。竹内さんは教員養成大学を卒業後、NPO職員という立場で企業と連携した出前授業のプロデュースを行う傍ら、大学院で「VR(Virtual Reality:一般には「仮想現実」と訳されます)を活用した体育の授業」について研究をしていました。

NPO法人企業教育研究会職員の竹内正樹さん

運動が苦手な子どもにとっては、「もっとこういう風に!」と先生が指導したとしても、なかなか実感をもって理解することは難しいと言われます。
そこで、近年注目を集めるVRの技術を活用します。運動が得意な子の目線でプレイ動画を撮影し、それを他の子がVRディスプレイで視聴しながら練習すると…多くの子の運動技能が上達したという結果が出たのだそうです。高価で大掛かりな機材は必要なく、スマホと安価なヘッドマウントディスプレイさえあれば体験が可能とのことです。

VRディスプレイで視聴をするゼミ生

大学で学ぶことですが、教育の世界に大きな影響を与えたジョン・デューイ(1859 - 1952)という人がいます。彼は社会の発展に応じて学校も変わっていかねばならないと言いました。当時彼がここまで想像していたかは分かりませんが、テクノロジーが急速に発展する現代だからこそできる教育のあり方が生まれてきているのだと思います。その一端に、竹内さんのお話を通して触れることができました。
今回のお話を自分なりに解釈し、社会の変化に敏感になり、柔軟な発想でよりよい教育のあり方を考えられるようになってほしいと思っています。



報告、撮影:阿部(こども教育学科 准教授)、編集:IR・広報室

こども教育学科の紹介

こども教育学科では、教職経験のある教員による丁寧な指導で、毎年、小学校教員採用試験で高い実績をあげています。「国際感覚に優れた小学校教員の養成」を目標とし、英語力多文化への理解力を養う授業も充実しており、卒業生は千葉県内外の小学校で教員として多数活躍しています。

【2018年度小学校教員採用実績】
 ・小学校現役教職就職率 93.0%
  (2018年3月卒業の小学校教員志望者43名のうち40名が現役採用)
 ・小学校教員正規採用者 46名
  (既卒者、期限付採用を含む)

こども教育学科の詳しい内容は、ホームページや大学案内で紹介しています。
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