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ホーム  > 国際学部だより  > 【こども学科】教育実習のまとめ「精錬授業」(2016年6月1日)

【こども学科】教育実習のまとめ「精錬授業」(2016年6月1日)

 4年生の前期、こども学科の学生の多くが教育実習に行っています。教育実習では非常に多くのことを学びます。担任の1日の仕事の内容を把握する。目の前の子供達を理解する。大学で学んだ指導法を教室で使ってみる。子供が帰れば、指導教員から指導を受け、教材研究と記録の整理です。
 そして教育実習のまとめとして4週目に精錬授業を行います。これには実習先の多くの先生方が参観に来ます。大学からはゼミ担当教員が参観します。今回は山口ゼミのNさんの様子をお知らせします。 

 4年生の算数「垂直・平行と四角形」、13時間扱いの6時間目。自作の教具の使い方を説明するNさん。後ろには前時までの学習内容をまとめた掲示物があります。

 授業の事実に基づいて具体的に反省を述べる実習生。ゼミ担当教員からは、授業の改善点が代案として具体的に示されます。実習校の先生方では遠慮して言えないようなことでも、本気で教職を目指す学生にはゼミ担当教員が厳しい指導を行います。

 本時は子供の発言内容に対する教師の確認が甘かったこと、机間指導における指名計画が不十分だったことなどを指摘しました。この2点がきちんと行えれば子供の理解が深まったと考えられます。 
 また、板書や子供のノートなどは授業中に撮影したデジカメの画像を見せながら、問題点を具体的に説明していきました。

 もっとも大学の授業で教えたことができていない場合は、教員自身も反省して自分の授業を改善しなければなりません。厳しい指導の目は自分自身にも向けられます。
(文責者:山口政之)