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ホーム  > 国際学部だより  > 活躍する卒業生たち 番外編・大学院進学おめでとうございます

活躍する卒業生たち 番外編・大学院進学おめでとうございます

 敬愛大学国際学部には大学院はありませんが、毎年何人もの卒業生が他大学の大学院に進学して、専門的な勉強を続けています。今回は「活躍する卒業生たち・番外編」として、この春に大学院に進学した卒業生を紹介することにします。

内山沙緒里さん(千葉大学大学院教育学研究科)

 1人目は、内山沙緒里さんです。こども学科を卒業して、千葉大学大学院教育学研究科に進学しました。

<大学院志望の理由>
 小学生の時に私の周囲で実際にいじめがあり、この問題に関心を持つようになりました。学級の抱える問題は、いじめ以外にも仲間関係など多種多様です。解決には自浄作用のある学級づくりをすることが必要ではないでしょうか。その為に教師は何をすべきなのか、じっくり研究したいと思い、大学院を志しました。

<後輩へのメッセージ>
 何事にも問題意識を持ち、日々の積み重ねを疎かにせず、ゼミの先生始め学科の先生方に様々にご指導いただいて勉強したことが、大学院合格につながったと思います。「義務教育期に学校で辛かった思い出を残させないこと」、これが私の夢です。

張梅テイさん(東京外国語大学大学院総合文化研究科)

 2人目は、中国からの留学生の張梅テイさんです。国際学科を卒業して、東京外国語大学大学院総合国際学研究科(地域・国際専攻)に進学しました。

<大学院志望の理由>
 ゼミの授業で東南アジアの華僑について学んだときに、自分が通った中学校がインドネシア華僑の寄付金で建てられていたことを思い出して、彼らのことを調べてみようと思い立ちました。それがきっかけで、卒業論文のテーマにも選びました。歴史の本や資料を調べてみて、華僑は長い歴史の中で他人には想像できないほどの苦労をしてきたことが理解できました。現地で排斥を受けて中国に帰国した後も、激動の中国社会で多くの辛い体験をしたことも知りました。まだ解明されていないことがいろいろとあるので、それを明らかにしたいという気持ちが強くなり、大学院を志望しました。

<後輩へのメッセージ>
 私は、自分の得意なことを探し当てることが大切だと思っています。もちろん、これは難しい。さまざまな方法があると思いますが、お勧めしたいのは、少しでも興味を持つことがあったら、とりあえずそれに取り組んでみることです。続けていくうちに、興味を持ったいくつかのことを一つに結びつけられたら、それはきっとあなたのやりたいこと、得意なことになるでしょう。

他にも大学院に進学しています

 ジョシ・ビジャーイさんは、城西国際大学大学院国際アドミニストレーション研究科に進学しました。ビジャーイさんはネパールからの留学生です。
 この他に、陳思華さんが立教大学大学院ビジネスデザイン研究科、高峰さんが高千穂大学大学院(経営学専攻)に進学しました。2人はいずれも中国からの留学生です。
 陳思華さんは、日本の100円ショップに関心を持ち、中国における類似のビジネスモデルの可能性について研究することにしています。大学院進学のための予備校にも通いましたが、国際学部には経済・経営系の科目が多数用意されており、授業で学んだことが大いに役に立ったそうです。

 いずれ研究者として研鑽を積み、母校の教壇に戻ってくる日が来るかもしれません。
文責:大月