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ホーム  > 国際学部だより  > 【こども学科授業紹介③】「2年ゼミ」(2014年11月26日)

【こども学科授業紹介③】「2年ゼミ」(2014年11月26日)

 こども学科の2年生のゼミは、前期と後期で担当の教員が入れ替わります。つまり、1年間で2つのゼミを経験することができます。今回はその中の1つをご紹介します。以下にご紹介するゼミでは、前期に理系的な内容(数学)、後期は文系(教育学)の内容を学ぶことができるように組まれています。

 前期は、辻山専任講師(専攻は算数・数学教育)が担当しました。文献解釈や文献調査、資料作成とそれに基づく議論といった研究活動を、体験的に学ぶゼミが行われました。

 それを引き継いだ後期は、武内特任教授(専攻は教育社会学)が担当です。そこでは、教育の社会的側面(家族、地域、社会)に関する文献講読と議論が行われています。

 11月に入った武内ゼミでは、外国籍の子ども(ニューカマー)の教育のことを理論的に学びました。次週には、実際に外国籍の子どもの多い小学校を訪問して、その教育の実態を観察して、学習支援を行いました。こども学科の学生は、皆自然な形で子どもたちの中にとけこみ、子ども達との交流を深めていました。

 以下は、小学校での学習支援活動に参加した学生の感想です。

「勉強になることがたくさんありました。子どもが『あそぼー』と寄ってきて来てくれたのがとてもうれしかったです。」
「外国の子どもが多いということでしたが、一見すると普通に日本人と変わらず、クラスに溶け込んでいるように思えました。日本語を学習する学級があるのが印象的でした。」
「先生が外国籍の子どもをサポートしつつ、普通に授業をしていて、子ども達も外国籍の子に協力して、とてもあたたかく感じました。」

 こども学科の2年ゼミは、自分の関心に基づきゼミを選ぶことができます。幅広く、理論と実践の両面から、こどもと教育のことを学んでいます。(武内記)。