グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



カテゴリ画像
ホーム  > 国際学部だより  > ペアトークで練習しています~口頭表現~(2013年7月15日)

ペアトークで練習しています~口頭表現~(2013年7月15日)

こども学科の1年生は、こども学科専任教員による「口頭表現」という授業を受講しています。
この日は、前回の授業で書いたスピーチ原稿をもとに、二人組になってスピーチの練習をしました。
ペアトークと呼ばれている練習方法です。授業は次のように進みました。

授業の流れ

1回目はAさんが話し、Bさんが聞きます。(1分半)
家で練習してきた学生は、この時、原稿を見ないで
話します。(広い教室をゆったりと使っています)

Aさんの話が終わると、Bさんが話ぶりや内容について批評します。(1分)
スピーチ原稿を示し、「ここのところが……」といった具体的な批評がなされます。
聞く側の「聞く耳」が問われています。

2回目は交代し、Bさんが話し、Aさんが聞きます。
(1分半)
その後は、聞き手が批評し、話し手は原稿を修正します。
時には内容に関係したトークに花が咲くこともあるようです。(1分)
以上の①から③までで、ほぼ5分間です。
このような練習を相手を変更して、5,6回行います。
同じ話を複数回、相手を変更して話すことで、話すことが苦手な学生も話すことに慣れ、内容もこなれてきます。
ペアトークが終わりました。
学生は友達からの批評を受けて、スピーチ原稿を書き直します。次の時間は、この内容をみんなの前で発表する「実技試験」です。
どの学生も真剣に書いています。(机上に電子辞書があります)

これで将来、学校の教員になって集会で話をするときや、人前でプレゼンテーションをするとき、友達の結婚式でスピーチをするときなどに、困ることはありません。相応しい話題を集め、原稿を書き、練習をして臨めばいいのです。


(文責:こども学科 山口政之)