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【イチオシゼミ!】自転車用安全対策アプリの事業化課題への取り組み2(佐竹ゼミ)


2021年度前期中に経営学科佐竹恒彦准教授の2年生ゼミ(専門導入演習Ⅰ)が取り組んできた、プロジェクトの発表について紹介します。昨年度に引き続き株式会社イノビオットの福田紘也社長にご協力いただき、自転車用安全対策アプリ「Pudcle(パドクル)」の新事業計画案の検討を行いました。Pudcleについては、前回のニュースをご覧ください

課題

ゼミ生は、自転車用安全対策アプリPudcleのビジネスモデルを考え、新事業計画案として提案します。既成概念に囚われない自由な発想で考え、実現可能性にも検討を深めることが求められます。計画案には、事業理念、市場、事業戦略、人員計画、資金計画、利益計画などの具体的な記述が必要となります。

事業理念では、新事業が社会の課題解決にどのように貢献するかを述べます。自転車利用の現状から問題意識を持ち、Pudcleの有効な活用について考えます。事業として成立し、持続・発展するためには、市場の分析や人員、資金、利益の緻密な計画が欠かせません。事業の方向性を定めるために、事業戦略で自社と競合他社の比較、潜在的なニーズや脅威などについても考察することが必要となるでしょう。

学生の発表

グループ発表をする学生

7月13日と20日の2回に分け、5チーム13名のゼミ生が発表しました。発表されたアイディアをいくつか紹介します。

1. 千葉市や稲毛区に特化した地元志向の安全対策アプリの開発
千葉県の自転車事故発生件数の推移から問題意識を醸成し、安全な通学環境を目指したいという理念を提示。SNS広告による収入の確保を目指す。

2. ポイント付与やクーポンによるアプリの利用促進
利用者の離脱を防ぎ、継続的な利用を促進する。ターゲットとなる若者に向けた広告配信を行い、収入の確保を目指す。

3. 道案内機能を搭載した安全対策アプリの開発
自分の分身となるキャラクター(アバター)を表示することで、愛着を持たせながら利用頻度を高めていく。歩行者も利用が可能。アバターへの課金による収入の確保を目指す。

4. 安全対策アプリを搭載した自転車の開発
学校にスマートフォンを持っていけない中学生・高校生に配慮して、アプリ搭載済み自転車によって普及を促進する。自転車の販売価格にアプリ搭載の収入を見込む。

発表を終えて

学生の発表を講評する福田社長

福田社長からの総評では、社会の課題を自分自身の問題意識に繋げ、アクションを検討することの重要性が指摘されました。また、実用性や利便性を大切にして、ユーザーに使ってもらえる製品の開発を目指すイノビオット社の考えを聴かせていただきました。事業理念と利益計画の両立の難しさなど、現実のビジネスにおける困難についてもお話いただき、事業計画案の作成に理解が深まりました。

佐竹准教授によるプロジェクトの総括

学生からは、様々な資料やデータを集め、新しい事業の可能性を検討する楽しさに前向きなコメントがありました。一方で、初めての事業計画案の作成に苦戦したという感想も聞かれました。後期には、前期の成果を深めて新事業計画案を洗練させていくことが予定されています。また、新たな分野を選んで独自に研究を進めることも望まれます。この経験が活かされ、さらに充実した新事業計画案が発表されることを期待します。

報告: IR・広報室