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【イチオシゼミ!】地域企業の新事業展開 事業計画案の発表 佐竹ゼミ(2年生専門導入演習)



経営学科佐竹恒彦准教授の2年生ゼミ(専門導入演習)では、地域に密着した中小企業の新事業展開に関する研究を行っています。8月6日(木)と8月13日(木)は前期の成果発表として、株式会社イノビオットの新事業展開についての事業計画案の報告を行いまた。7チーム(各2名)に分かれ、それぞれの計画案を福田紘也社長にプレゼンテーションします(13日は武藤芳彦取締役も参加)。心に響くアイディアはあったでしょうか。

7チームの計画案の紹介

① チーム名:tomorrow 「子供たちの学習習慣問題を解決する新教育事業」

中学生が抱える学習習慣問題に着目した計画案です。中学校に進級すると新しい環境に慣れることができず、勉強に遅れが出てしまう生徒がいるという問題を指摘しました。これを解決するために、中学校での勉強をサポートするオンデマンド型の授業を配信します。イノビオット社が力を入れている教育事業とコロナ禍で利用が進むオンライン授業を新しいビジネスモデルとして融合させることを考えました。プログラミング教育を採り入れたところに、イノビオット社の強みが活かされています。

② チーム名:Forest Mountain 「若者の力を生かす」

イノビオット社の既存のサービスである子供向けプログラミングスクール「MaKids」や各種イベント事業に大学生を参画させ、大学を巻き込んだ教育事業を展開しようというアイディアです。同社の強みであるプログラミング教育に大学生が加わることで、子供たちに学びやすい「場」を提供することを狙います。子供たちがプログラミングを学ぶことはもちろん、それを教える大学生のスキルアップも図られ、プログラミング教育の裾野が広がることが期待されます。

③ チーム名:seekers 「子供を預けながら習い事をさせられるサービス」

夜遅くまで子供を預けられ、習い事もできるサービスの提案です。保育園では子供の預かり時間が19時までに限られることが一般的で、小さな子供を持つ親はスキルアップのための勉強が難しい状況にあります。育児に関するこれらの問題意識から、新しいサービスを考えました。ターゲットとなる2歳~6歳くらいの子供を持つ親に向けて最適な広告を配信します。イノビオット社は広告主からの収入を得て、安価に託児サービスを展開するという計画です。

④ チーム名:WAKWAK DREAM 「気軽なオリジナルグッズ作り」

自分だけのオリジナルグッズが簡単に安心して作れるサービスの提案です。利用者が画像やデザインなどの素材を用意し、製作会社がグッズ化を行います。運送会社の梱包・発送を経て、利用者に品物が届けられます。イノビオット社は製作・納品までを管理・運営することで収入を得ます。既存サービスがある中、新たに参入するチャンスとしては、コロナ禍によって自宅で趣味に使う時間が増加していることが挙げられます。

⑤ チーム名:巴金太郎 「アプリを通して相互取引をするフリーマッケット」

フリーマーケットを安心して利用できるアプリを提供するサービスの提案です。既存のサービスでは、詐欺や連絡・配達の遅れなど、利用者が不安に思う部分があります。詐欺防止のソフト開発を行い、誰もが安心して利用できるシステムを構築することを目指します。小学生以下の子供を持つ親をターゲットに、広告収入により事業を進めます。子供と親というイノビオット社の主要な顧客に絞ることで、集中的に事業を展開する戦略を考えました。

⑥ チーム名:小泉 「マインクラフトを用いたプログラミング講座」

小学校でのプログラミング学習の必修化により、プログラミング教育の需要が高まっています。また、コロナ禍による在宅時間の増加や家族間のコミュニケーションの問題も挙がっています。これらに注目して、親子がプログラミングを学ぶサービスを提供します。ゲームを使ってプログラミングを学び、知識や論理的思考力を身につけます。「遊びと学び」を通して行うことで、親子のコミュニケーションが図られる効果も期待されます。

⑦ チーム名:ヒューチャイルド 「化学シミュレーションゲーム開発」

中学生をターゲットにした「娯楽+勉強」がテーマの新しいサービスの提案です。既存のゲーム会社や教育関連企業のコンテンツとの差別化を図るため、化学シミュレーションやカードゲーム、交流掲示板などの拡張機能を用意します。化学が好きな中学生はますます興味を持ち、そうでない生徒もゲームを通じて化学のおもしろさに気づけるような工夫を考えました。全国の中学生が対象なので市場の規模は大きく、化学への興味・関心、利用者の課金という課題を克服すれば、実現性が高まるかも知れません。

発表を終えて

成果発表に参加していただいた福田社長と武藤芳彦取締役CSOからの総評として、会社の理念や事業内容をよく調べ新事業展開に応用しているというコメントをいただきました。また、ビジネスモデルや利益計画では、ロジックをよく検討し確実性や精度を高めることが必要という指摘をいただきました。アイディアを深めるために、出発点に立ち返り様々な角度で見直しをはかることの重要性にもアドバイスがありました。ゼミでのご指導や貴重なアドバイスをありがとうございました。

遠隔授業の実施について

新型コロナウイルス感染防止の観点から、佐竹ゼミでは全15回をZoomによる遠隔授業で実施しました。遠隔授業の難しさを越えて主体的に課題に取り組み成果を発表できたことは、ゼミ生の大きな自信になったようです。事業計画案の作成では、アイディアを膨らませ、具体化し形にしていく過程に楽しさを発見した学生もいました。佐竹ゼミの今後の活動に注目しましょう。