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千葉ロッテマリーンズに学ぶプロスポーツチームの経営


千葉市に本拠を置く千葉ロッテマリーンズ。選手たちの年俸はいったいどのように生み出されているのでしょうか。7月9日(火)の「入門経営学」(経済学部)にて、株式会社千葉ロッテマリーンズ営業部の大石氏に「プロスポーツチームの経営」について講義していただきました。

千葉ロッテマリーンズ営業部の大石氏

スポーツビジネスと球団経営の今後

大石氏:スポーツビジネスの市場規模は2012年時点では5.5兆円ですが、2020年には10.9兆円、2025年には15.2兆円と予測され、成長が期待される分野です。特に今年からの3年間はラグビーワールドカップ2019、東京オリンピック・パラリンピック2020、ワールドマスターズゲーム2021が日本で開催されます。「スポーツ・ゴールデンイヤーズ」が到来です。

野球は全世界的なスポーツではありませんが、現在の日本においては人気スポーツNo.1であり、観客数は右肩上がりに増加しています。しかし、野球ができる環境が少なくなっていることや、スポーツの多様化などがあり、特に小中学生の野球の競技人口は、減少しています。

マリーンズファンを増やすための取組み

大石氏:千葉ロッテマリーンズでは、千葉県内の12の市とフレンドシップ協定を結び、地域社会に貢献しています。例えば、「ちば夢チャレンジパスポート・プロジェクト」では、幼少期から野球に触れてもらうために地域の子どもたちを保護者含めて年間約4万人を、スタジアムに招待しています。スタジアムでは親子でキャッチボールをしたり、チアリーディングを体験したり、体験イベントを多く用意しています。その他にも千葉県の各地で2軍戦の開催、月に一度のファン感謝デーなど、来場者を増やすためのさまざまな取り組みを実施しています。

スポーツビジネスのポイント

大石氏:千葉ロッテマリーンズの収入源は、放映権料、グッズの売り上げ、スタジアムでの飲食やファンクラブの会費など様々ですが、大きく占めているのがチケットの売り上げとスポンサー広告です。スタジアム来場者が増えれば収入が増え、その資金を選手の年俸に充てることができたり、選手の獲得に使えるようになります。それがチームのレベルアップにつながり、メディアへの露出が増えればスポンサーの支援も得られ、より観客を増やしていくことができます。つまり、チームを強くするためにはスタジアム来場者を増やすことが重要で、そのためにさまざまな施策をしているのです。

経営学科のスポーツビジネスコースには、スポーツビジネスやスポーツ産業に興味をもった学生が入学してきています。教室にはスポーツビジネスに興味をもった大勢の学生が集まりました。スポーツビジネスコースでは、スポーツ関連企業で働くための経営知識を身に付けられるよう、このような特別授業を開講しています。
報告:IR・広報室