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ホーム >  教育学部 >  教員紹介 >  教育学部こども教育学科 >  佐藤 孔美 准教授 (生活科教育、社会科教育)

佐藤 孔美 准教授 (生活科教育、社会科教育)


自己紹介

専門は、生活科教育・社会科教育です。大学では、1~3年生のゼミと、生活、生活科指導法の講座を担当しています。私が掲げる研究の重要なキーワードは、「探究」です。子供たちの学びを樹木に例えると、従来の学習は、幹の育ちや葉のつき具合や大輪の花といった、主として「見える学び」に目がいきがちでした。しかし幹・葉・花が人々の心の潤いとなるように、土の奥深くまで根を張り巡らせて養分を送り続けている根に目を向けることこそ「探究」のはじめの一歩だと考えています。課題を解決するために、自分の考えをしっかりともち、異なる他者の意見に真摯に耳を傾け、他者の考えを尊重し、話し合いを積み重ねたり、さらに詳しく調べたりしながら、より一層深く考えて自分なりの結論を導き出す学習過程を繰り返すことで「物事の本質」を探ったり見極めたりする力が「探究」の学びによって育まれていくのです。

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担当科目

生活
生活科指導法
1年次基礎演習
2年次専門研究
3年次専門研究

専攻分野

生活科教育、社会科教育

ゼミナール

「探究」・「探究の共同体」について考える

主要著作

・『 提案や意思決定の学びを市民的資質につなげる』(2004お茶の水女子大学附属小学校児童教育研究会)
・『歴史 この1冊~歴史的景観を育てる資料と展開~』(2006文溪堂)
・『子どもの学びをつなぐ-幼稚園・小学校の教師で作った接続期カリキュラム』-(2006東洋館出版)
・『接続期」をつくる 幼・小・中をつなぐ教師と子どもの協働』(2008東洋館出版)
・『社会的価値判断力や意思決定力を育む「市民」の学習』(2010お茶の水女子大学附属小学校児童教育研究会)
・『「現代的な課題」に取り組む道徳授業 価値判断力・意思決定力を育成する社会科とのコラボレーション』(2018図書文化)
・『初等生活科教育』(2018ミネルヴァ書房)
・『新教科「てつがく」の挑戦“考え議論する”道徳教育への提言』(2019東洋館出版)
・ 独りで決める、みんなで決める(2019NPO法人お茶の水児童教育研究会)

(学術論文等)
・「表現が行き交う教室をめざして-協力担任制をいかしたプロジェクト学習―」(2007お茶の水女子大学附属小学校『研究紀要』第14集)
・「『社会を見る3つの目』を育てる『市民』の学習」(2010お茶の水女子大学附属小学校『研究紀要』第17集)
・「持続可能な社会の形成のために小学校社会科ができること-「社会を見る3つの目」を育てる「市民」の学習の取り組みから-」(2011『日本社会科教育学会誌』113号)
・「シティズンシップ教育における『政治的リテラシー』を育成する小学校社会科の学習」(2016お茶の水女子大学大学院)
・「論争問題を通して『政治的リテラシー』を涵養する小学校社会科の学習-『争点を知る』に着目して-」(2017お茶の水女子大学附属小学校『研究紀要』第24集)

最終学歴

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 人間発達科学専攻修了 修士(社会科学)

略歴

東京都公立小学校
お茶の水女子大学附属小学校
お茶の水女子大学非常勤講師

社会貢献

東京書籍『新しい生活』編集委員
文溪堂『社会科資料集』

所属学会

日本社会科教育学会
全国社会科教育学会
日本生活科・総合的学習教育学会

趣味

旅、ミュージカル鑑賞、読書

学生へのメッセージ

「苦しい・つらい」と思う時こそ、人生に役立つ経験ができるはず。努力を惜しまず、自分の可能性を信じて、何事にも挑戦する4年間にしよう。