グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  国際学科News >  バーチャルツアーin三鷹 三鷹の観光と特色あるまちづくりを学ぶ 第3回【国内スクーリング】

バーチャルツアーin三鷹 三鷹の観光と特色あるまちづくりを学ぶ 第3回【国内スクーリング】


第1回、第2回に続き、第3回目の国内スクーリングin三鷹を1/23(土)に実施しました。
まとめの回となる第3回目は、学生が最も楽しみにしていた三鷹の森ジブリ美術館を訪ねる回となるはずでした・・・が、1月に再び緊急事態宣言発令となりました。美術館はこの日に合わせたかのように前日から再開しましたが、総合的な判断で実習は見送られました。今年度は、コロナ禍の状況に一喜一憂しながら、オンライン授業が中心でした。「今度こそ」と入念に計画していただけに、担当教員としても、そのくやしさをなんとかプラスの方向に持っていけないかと考え、「バーチャルツアーをやってみよう!」と思いつきました。

報告:国際学部教授 三浦 知子

講義③ バーチャルツアーin三鷹を実施しました

三鷹の森ジブリ美術館

三鷹の森ジブリ美術館の開館は2001年。同年の映画「千と千尋の神隠し」の大ヒットで、ブームに相まって開館当初から大人気でした。名誉館長でもある宮崎駿氏は、美術館そのものを一本の映画として作りたいというコンセプトを示しています。入場制限が開館以来継続され、チケットを入手しにくい美術館として知られています。美術館は井の頭公園内にあります。井の頭公園は吉祥寺がある武蔵野市にあると思われがちですが、実は総面積の3分の2は三鷹市になります。JR吉祥寺駅とJR三鷹駅からの距離もほぼ同じです。

三鷹駅改札手前

今回は三鷹市がテーマでしたので、バーチャルツアーも三鷹駅を起点としました。ジブリ美術館は駅から1.5㎞ほどのところにあるのですが、実は沿道に興味深いスポットがいくつも点在しています。それらを一つひとつ説明し、実際に画像や動画を見てもらいました。実際に美術館にも入館したのですが、館内は撮影が許可されていないこともあり、今回は「行程」を重視しました。後日、学生のレポートを見て、これはマイクロツーリズムでもあったことに気づき、国際学部の新1年生向けのプレカレッジでも題材にしました。

みたか散策マップ
Area02三鷹の森ジブリ美術館・三鷹市山本有三記念館コース

開館以来、多くのジブリファンが国内外からこの美術館を訪れています。玉川上水沿いの通称「風の散歩道」を、美術館を目指して歩きます。目的地が美術館だと、その途中の道にはあまり関心が湧かないかもしれません。「風の散歩道」は、当時相当な軒数があった民家から土地を買い取り、道幅を広げ、現在のように景観が整えられています。道中には太宰治に関係の深い「玉鹿石」や、山本有三記念館、そして長崎の平和祈念像が制作された場所もあるのです。

観光のおもしろさはそんなところにもあります。それぞれのスポットの写真に合わせ、みたか都市観光協会で作成されている観光マップを随時提示しながら歩みを進めるように展開しました。マップそのものも、市民や関係者が長年活動を続ける中で完成させています。今回は解説付きでバーチャル街歩きをしましたが、こうした観光マップがあると、個人でも街歩きを楽しむことができます。

観光地づくりは、まずは住民が自分のまちをより深く知ることが大切です。3回の国内スクーリングを通して、「住んでよし、訪ねてよし」を改めて実感することができました。「ピンチはチャンス」です。未曾有の観光ピンチ真っ最中ですが、ぜひ今のうちに地元の魅力を再発見し、次のステップに繋げていきましょう。
次年度も「国内スクーリング」を担当することになりましたので、次回は地元千葉県を舞台に、また企画を練っていきたいと思っています。

歩行者に優しい、南北が反転した三鷹市の地図

履修した学生のレポートの一部を紹介

谷本康輔 さん(国際学科英米語専攻3年)
・第3回の講義を終えて印象に残った1点目は、三鷹市が様々な市とのつながりが深いことである。例えば青森県北津軽郡、また長崎県とのつながりも深い。2点目はコミュニティスクールの運営をしていることだ。同様な取り組みをしている京都市とも連携している。子供教育の施策はチャレンジ精神を持って行うことは難しいと考えていたが、京都市と三鷹市は踏み込んだ子供教育を行うことにより、街の価値を向上させようとしている。
 今回、人のつながりやサービスなどのいわゆる“ソフト面”の施策を学んだ。まちづくりにおいては立地面や建物を総称したハード面よりもソフト面の方が重要なのではないかと考えた。このような独自の施策をソフト面から打ち出せる行政が出てくると、まちづくりの概念が変わるのかもしれない。

三ツ本ゆり さん(国際学科国際ビジネス専攻3年)
・実際に、三鷹の街を観光しているような気分でとても楽しかったです。三鷹駅は三鷹市と武蔵野市の市境となる玉川上水上にあるため、改札口によって市が異なる駅です。自分でも三鷹について調べてみたら三鷹天命反転住宅というところが気になりました。とてもカラフルで目を引くようなデザインだと思います。ずっと行きたかったジブリ美術館に行けなかったのは残念ですが、コロナが収まったらジブリ美術館に行ってみたいです。その時には今回授業で学んだルートでお散歩したいと思いました。

上野愛海 さん(こども教育学科2年)
・小学校教員になるためには様々な事に興味を持ち探究心を持つことを大切にしないといけないと考えていたので、「国内スクーリング」に参加したところ、他の地域について知る事はこんなに興味深いことばかりなのかと感じました。今のご時世にZoomなどでこのような機会を作っていただき、外に出歩いていなくも新しい発見をする事ができました。
 今回学んで一番に感じた事は、行動力のある人には人がついていき、どんな事も可能にしてしまうのではないかという事です。自分の行動次第で色々な発見ができるのではないかと感じました。私も大学生活を楽しめる工夫を探して、行動に移していきたいと思います。

小出達也 さん(国際学科1年)
・今回の国内スクーリングは東京都三鷹市について、特に観光事業や都市発展の取り組みに関することをメインに学びました。私は武蔵野市(三鷹市の隣)に住んでおり、高校は三鷹市内の高校に通っていました。しかしその頃は三鷹に関しては人並より少し知っている程度でした。観光・都市発展に関して授業回数を重ねていくと、身近にあっても気づかなかったことがありました。こうして気づくと深く練られた目的やその成果を知ることができ、とても興味が湧きました。
 最後はジブリ美術館に訪れるはずでしたが、緊急事態宣言発令中で見送りとなってしまいました。それでもバーチャルツアーでこれまでの授業を踏まえて三鷹を見てまわることができました。国内スクーリングは授業すべてが濃いものであり、回数こそ少なかったもののとても充実したものになりました。


編集:IR・広報室