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国際学科で「留学生のお話を聞く会」を開催しました


11月24日(火)、国際学科1年の「基礎演習」にて「留学生のお話を聞く会」を開催しました。2か国4人の留学生が、出身国について発表しました。

ベトナム出身のハンさん

ベトナム出身のタ ティ トゥ ハンさんは「母国の行事 牛刺し祭りに寄せて」というテーマでベトナム文化を紹介しました。水牛刺し祭りは、勝利、豊かな収穫、村や故郷、国の重要なイベントを祝うこと、そして、神、村の設立に尽力した人々に供えることを目的としています。
「野蛮な祭りは廃止しなければならない」と主張する人もいますが、果たしてそうだろうかとハンさんは問います。ハンさんは2つの点からこの祭りの大切さを説明しました。
第一に、水牛刺し祭りは少数民族の信仰そのもので、人々が人生で困難に遭遇した時の精神的な拠り所であることを挙げました。信仰は、人々をつなぐ目に見えない糸のようなもので、少数民族の共同体の存続には欠かせない要素となっています。
第二に、水牛刺し祭りは人類の歴史そのものであるということです。水牛を刺す祭りは、狩猟採集から始まった過去の古代文明を再現しています。世界中の異文化の伝統を感情に流されず、より客観的に捉えてほしいとハンさんは訴えます。ユニークな祭りを大切にすることは、私たちの先祖と人類の歴史に深い感謝を示すことになるということを、参加した国際学科1年生に教えてくれました。

ベトナム出身のホウンさん

同じくベトナム出身のチャン ティ ホウンさんは、「日本で発見したこと」と題して発表しました。ホウンさんは日本が経済大国として成功した要因はささやかなことにも手を抜かないこと、そして顧客第一主義(Customer First:カスタマー・ファースト)にあると分析しました。「日本人の『カスタマー・ファースト』の精神、相手の気持ちを忖度(そんたく)するという素晴らしい意識に本当に感動した。積極的に日本語を使って、交流機会を増やしていき、日本人の友達をたくさん作りたい」と話していました。

中国・山東省出身の陳さん

中国・山東省出身の陳付茹さんは山東省の紹介の後、「日本と中国の漢字」について発表しました。
日本と中国は、漢字の意味が全く同じというわけではありません。例えば、「我慢」の中国語の意味は「私が遅い」を意味します。一方で、書き方の違いも見られます。日本語の「売買」は「売る」が先で、「買う」が後ですが、中国語は「買売」と呼ばれ、順序が逆になっています。
それぞれの漢字を作った時の背景やストーリーがあるのだろうと陳さん。このような日中の漢字の違いの背景を調べながら、それぞれの文化も勉強しているそうです。「来日して3年間、日本でようやく見つけた学ぶ楽しみ。これからも疑問を持った漢字を調べ続けていきたい」と話していました。

中国・山西省出身の李さん

最後に、中国・山西省の李シン悦さんが「山西省の名物・名所」について発表しました。山西省の麺の歴史は二千年にのぼり、麺料理のレシピや調理道具がたくさんあるそうです。山西省の各地には地域独自の麺料理があり、美味しそうな写真とともに、紹介していました。
その他にも、1056年に建てられた木造の仏塔「応県木塔」や中国最大級の観光スポットで長さが11キロもある滝「八泉峡」など、数多くの名所・旧跡の見どころ紹介してくれました。美しい画像を交えながらの説明に、学生たちも楽しそうに話を聞いていました。