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東京都の小学校見学 ~ICT先進区で授業参観をしました~


教育学部では、4年間を通じて教育現場を体験できるプログラムを用意しています。小林ゼミの3年生は、東京都で最もICT機器の活用が充実しているといわれる新宿区の小学校を訪問し、現場での様々な活動を見学してきました。
訪れたのは、都会の小学校ながら創立104年目を迎え、伝統とどこか懐かしさを感じさせる雰囲気の戸塚第二小学校です。

初めに片山直子校長から、学生に向けた講話にて「教員志望者が増えていかない現状で、教員を目指す皆さんに期待しています。ぜひ教員になってください」と激励の言葉をいただきました。

見学した授業は5年生の算数と6年生の国語の授業です。国語は教科書2ページ分を暗唱する授業、算数は児童がタブレットを使って解き方を文字や絵で表現するという授業です。
教育には不易と流行※という言葉がありますが、それらが体現された素晴らしい内容でした。
授業後に幼稚園の施設や保育の様子も参観し、幼小連携の重要性も学ぶことができました。
優れた授業の見学を終え、温かいおもてなしを受けた学生たちは、教師を目指す意気込みがさらに高まったことでしょう。

学生の声

  • 私は今回東京の学校へ行くまで、千葉と都内では学校の雰囲気や児童の様子などが異なると思っていました。実際行ってみると、校内の雰囲気や児童の様子は変わりなかったことに気づきました。クラスを見たり校長先生のお話を聞いて、「クラスの雰囲気は担任が変わると大きく変わる」という言葉がとても胸に響きました。学級経営に力を入れていきたいと強く思いました。

  • 戸塚第二小学校に参観へ行き、校長先生の「担任によってクラスはガラリと変わる」という言葉が印象的でした。また、授業を見学してタブレットの活用に驚きました。タブレット端末を使った授業は東京都だけでなく全国で当たり前になると考えられるので、教員になる上で電子教材に慣れる必要があると考えました。

不易と流行

教育においては、どんなに社会が変化しようとも、「時代を超えて変わらない価値のあるもの」(不易)がある。
〈中略〉しかし、また、教育は、同時に社会の変化に無関心であってはならない。「時代の変化とともに変えていく必要があるもの」(流行)に柔軟に対応していくこともまた、教育に課せられた課題である。
(文部科学省 中央教育審議会答申より抜粋)