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ホーム >  経済学部 >  教員紹介 >  経済学部経営学科 >  遠藤 貴美子 准教授 (経済地理学、工業地理学)

遠藤 貴美子 准教授 (経済地理学、工業地理学)


ゼミ紹介

このゼミは、経済地理学(経済学×地理学)を学ぶゼミです。あらゆる経済現象や経営戦略を、地理学的な視点から捉え、分析することができる人物を目指します。学修方法は、テキストの輪読や、個人やグループでの調べ学習、プレゼンテーションなどです。一度は工業地域でのフィールドワーク(日帰り)も実施予定です。
学年別に見ると、まず2年に経済地理学の入門として、千葉県などの「地場産業」について学修します。各地場産業産地は、どのような場所・人・資源のもとで発展してきたか、安価な輸入品が流入するなかでいかなる産地戦略をとっているか(地域ブランドの設立など)、産業集積(同業種・関連業種が集中立地し相互関係があること)によってどのような利益が得られるかなどを議論します。
3年次以降は、「論文紹介」などを通じて、地場産業に限らず、経済・経営と地理学との関りについて学びます。具体的には、発展途上国発のファッショングッズにおけるブランド戦略、IT系企業の誘致を通じた過疎集落の再生、スポーツチームと地域コミュニティとの関わり、「温泉娘」による温泉地活性化の効果など、毎年様々なテーマで卒論が提出されています。
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担当科目

基礎演習I・II
専門導入演習I・II
外国語経営書購読I・II
経営立地論
地域産業論
日本経済地理
世界経済地理

専攻分野

経済地理学

主要著作

  • 「佐久市中込における商業空間の変容とその維持基盤」、『地域研究年報』37号、2015年(共著).
  • 『経済地理学キーコンセプト』古今書院、2014年(共訳).
  • 「東京城東地域におけるカットグラス産業の生産・流通構造変化:「江戸切子」の創造的側面に着目して」、『地域経済学研究』25号、2012年.
  • 「東京城東地域におけるカバン・ハンドバッグ産業集積の存立基盤:企業間の受発注連関とコミュニケーションの分析を通じて」、『地理学評論』85巻、2012年.

最終学歴

筑波大学大学院 生命環境科学研究科 地球環境科学専攻 地誌学分野
博士後期課程修了
博士(理学)

これまでの主な経歴

日本学術振興会 特別研究員(2012~2014年)
筑波大学 技術補佐員(2014~2016年)
明治学院大学 非常勤講師(2014~2015年)
東洋大学 非常勤講師(2015~2016年)
横浜市立大学 非常勤講師(2015~2016年)

所属学会

日本地理学会
経済地理学会
日本地域経済学会
地理空間学会

趣味

フィールドワーク

学生へのメッセージ

大学生活のなかで知的好奇心を高め、積極的に学び体験してほしいです。
自分が気になって知りたいこと、好きなことを見つけると、自然と頑張ることができると思います。