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ホーム >  経済学部News >  【おススメ授業】キャリア基礎開発Ⅱの最終プレゼン審査を実施 中間発表から大きく成長!

【おススメ授業】キャリア基礎開発Ⅱの最終プレゼン審査を実施 中間発表から大きく成長!


「キャリア基礎開発Ⅱ」はキャリア教育科目の1つとして、発展的なPBL型(問題解決型)の授業を展開しています。実在する企業からミッションが与えられ、学生がチームごとに解決策を提案するハイレベルな授業です。

1月22日(金)、与えられたミッションを解決すべく、提案を練り上げてきた学生たちが最終プレゼンテーション審査に挑みました。前回の中間審査では、初めての企画提案に苦戦するチームばかり。審査員を務めた協力企業の方々から厳しい指摘を受けていました。果たして、最終プレゼンテーションはうまくいくのでしょうか。

千葉共同サイロ株式会社への提案

千葉共同サイロ株式会社のミッションは『千葉共同サイロの設備やノウハウ、立地などを活用した新規事業を提案せよ』。この課題に対し学生チームが提案したのは、サイロの壁面をライトアップして広告スペースに活用してもらうというものです。SDGsに協力的な企業の広告を無料で掲出することで、これまで接点の無かった新しい顧客企業との信頼関係の構築でき、また、社会貢献活動を通してブランド力向上が期待できると見立てています。映像ショーを開催したことがあるため、すでにライトアップのノウハウがあることも強みであるとアピールしていました。

発表後、千葉共同サイロ株式会社の祐源通延社長は、「中間発表からアップデートされ、具体的な提案になった」と学生チームのプレゼンを評価しました。特にSDGsと絡めたところを評価し、社会貢献活動は当社も非常に興味をもっていると話していました。
株式会社クレディセゾンの増山氏も、実現したら広告を出してみたいと話し、新規顧客との接点を作るという着目点が素晴らしいと褒めていました。

総評

その他3チームがそれぞれの会社の方々が見守る中、プレゼンテーションを行いましたが、どの発表も中間審査とは比べ物にならないほど提案の中身や発表方法に磨きがかかっていました。

惜しむらくはコロナ禍で現場を訪問することができなかったことです。授業を受け持つ経営学科の彌島康朗教授は、「現場を見れば資料で調べたことの裏側を感じ取ることができる。『コロナ禍でできない』ではなく何ができるか、可能性を狭めぬよう工夫して行動してください」と今期最後の授業を締めくくりました。


授業後、株式会社アイ・メデックスと千葉共同サイロ株式会社からコメントが届きました。

【株式会社アイ・メデックス】
今回はこれだけの制約の中での頑張りには本当に驚きました。やれない理由を探す人達が多いなか、とても良い経験をされ皆さんの自信になるかと思います。これからも楽しみです。

【千葉共同サイロ株式会社】
今回はオンラインでのプレゼンということで、学生の皆さんも大変だったと思います。更に弊社のテーマが現場見学を想定した内容でしたので、取り組みが難しかったろうと申し訳なく感じております。そんな中でもプレゼンは良くまとまっていたと思います。SDGsへの着目など、私たちも良い気付きの機会となりました。ありがとうございました。

報告:IR・広報室