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【高校との連携授業】「楽しく使うことのできる自転車の安全対策アプリを企画せよ」佐竹ゼミ×敬愛学園高校


高校の教室と佐竹ゼミがオンラインで繋がる

経営学科の佐竹恒彦准教授のゼミでは、お隣、敬愛学園高校1年の「総合的な学習」の時間に地域企業の協力のもと、高大連携型の探求型学習を実施しています。本授業は、地域の企業が抱えているミッションを高校生と大学生が協力して解決していくというものです。今年度は株式会社イノビオット社から「楽しく使うことのできる自転車の安全対策アプリを企画せよ」というミッションを与えられました。アプリを実際に使う高校生の目線からアプリ開発への企画やアイデアを出してもらう一方、佐竹ゼミの学生は事業化に向けた課題を解決します。

敬愛学園高校×敬愛大学×イノビオット×千葉大学

自転車事故の要因が安全不確認であることから、敬愛学園高校の生徒たちは慎重な運転を心掛けられるアプリを企画しました。
アプリのデザイン部分については千葉大学の学生が協力し、「Pudcle(パドクル)」というコップにつがれた水をイメージしたアプリを制作、自転車の危険運転などを検知して、水をこぼさないように運ぶゲームアプリを開発中です。

やる気あふれる生徒たち

10/29(木)は敬愛学園高校の生徒から中間報告がありました。実際にテスト走行してみた生徒は、「自転車のスマートフォンスタンドでは目線が下に向いてしまい、かえって危険だった。音声をつけたら周りに迷惑だろうか」と苦労している点を挙げていました。
発表を聞いていたゼミ生のグループリーダーの大泉さん(経営学科2年)は、安全な運転を心がけてもらうにはいかに毎日使ってもらうかが重要だと話し、生徒たちへどのような方法があるだろうかと問いかけました。生徒たちからはすぐに反応があり、ログインボーナスをつけたらいいのではないか、ポイントをためたり景品がもらえたりすると達成感が刺激されるなど、ユーザー目線に立った非常に活発なアイデアが出されました。
「今までにないような新しいアプリにしたい」と意気込みを語る生徒もおり、通常授業とは異なる、自分たちで課題を探し出し解決する「探求型学習」の力を垣間見られたようでした。

事業化に向けて

今後は、佐竹ゼミのゼミ生が事業化に向けた収益化や市場調査などを行っていきます。隣り合う3つの学校の生徒・学生が連携して開発中のアプリは果たして事業化につながるでしょうか。今後が非常に楽しみです。

報告:IR・広報室