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【イチオシゼミ!】地域に密着した中小企業における新事業展開の事業計画案 佐竹ゼミ(2年生専門演習)


研究課題を説明する佐竹先生

経営学科の佐竹恒彦准教授の2年生ゼミ(専門導入演習)では、千葉県松戸市に本社を置く株式会社たむらの協力のもと、地域に密着した中小企業の新事業展開に関する研究を行っています。
株式会社たむらは、学生服等の企画販売を主な事業とし、田村誠一郎社長のもと経営理念「HAPPY&SMILE」を推進、急激に業績を伸ばしている注目の企業です。田村社長によると、業績向上のポイントは、顧客やスタッフ、メーカーとの信頼関係の構築、新しい機能を追加したオリジナル学生服の企画などを他社との差別化要素にしたところにあるということです。6月20日の授業では、田村社長が敬愛大学を訪れ、事業内容や店舗展開等についてお話いただきました。

会社説明をする田村社長

会社説明をする田村社長

田村社長の説明を受けて、学生たちがこれから取り組む研究課題は「株式会社たむらの新事業展開のための事業計画案」の作成です。具体的には、以下の6項目について検討を行い、事業計画書としてまとめることです。

① 株式会社たむらの現状分析(内外環境)と課題
② 新事業展開の理念・動機・背景等
③ 事業領域と事業内容
④ 事業戦略と機能戦略(マーケティング等)
⑤ ビジネスモデル
⑥ 利益計画と資金計画
まずは、株式会社たむらを「誰よりもよく知る」ことが大切です。また、各種統計資料や時事・ニュースを考察し、現代のトレンドやマーケット、顧客等に詳しくなる必要があります。これらの地道な調査と考察が、学生ならではの斬新なアイデアに繋がることを期待します。挑戦的な課題ですが、学生たちは経営学科の専門科目で学んだ知識を活用して、活発に取り組んでいます。12名が4グループに分かれ、7月の発表に向けて研究を行っています。これからの活動にご注目ください。

報告: IR・広報室

佐竹先生と議論するゼミ生

田村社長に質問するゼミ生