東京国立博物館(平成館)特別展「縄文」を見学
8月23日(木)に中学社会科・高校地歴科の教員免許取得を目指している経済学科の2・3年生が、東京国立博物館で開催されている特別展「縄文」を見学に行きました。
教員を目指し教職課程を履修している学生の中でも、普段から放課後に「日本史・世界史・地理・政治経済・倫理」などを自主的に学習する勉強会に参加している学生たちが、今回の見学会を企画しました。夏休み中も定期的に勉強会を開催し、各教科の知識を増やす努力を継続しています。今回は、夏休みの特別活動として「縄文」展を見学することにしました。
教科書等の図版で見ている縄文の遺物の実物を見学することで、教員として教える際に「説得力」を増そうという趣旨です。一方通行で知識を伝授されている学習だけでは、生徒も楽しくないはずです。教員が実物を見たことがあり、それを「生き生き」と伝えることが、どれだけ生徒の興味を引き出すか計り知れません。そういう教員をめざしている学生たちらしい活動だと思われます。
教員を目指し教職課程を履修している学生の中でも、普段から放課後に「日本史・世界史・地理・政治経済・倫理」などを自主的に学習する勉強会に参加している学生たちが、今回の見学会を企画しました。夏休み中も定期的に勉強会を開催し、各教科の知識を増やす努力を継続しています。今回は、夏休みの特別活動として「縄文」展を見学することにしました。
教科書等の図版で見ている縄文の遺物の実物を見学することで、教員として教える際に「説得力」を増そうという趣旨です。一方通行で知識を伝授されている学習だけでは、生徒も楽しくないはずです。教員が実物を見たことがあり、それを「生き生き」と伝えることが、どれだけ生徒の興味を引き出すか計り知れません。そういう教員をめざしている学生たちらしい活動だと思われます。
撮影コーナーにて
当日は第1会場からではなく、あえて第2会場から見学し、最初に国宝に指定されている有名な火焔型土器や、「縄文のビーナス」と呼ばれる土偶など、教科書でおなじみのものから見学しました。「ああ、これ(教科書で)見たことある」という感動からスタートし、徐々に知識を広げるように見学しました。教える際の工夫を考える「教師としての視点」を育てる意図が込められています。
学生の反応で面白かったのは、磨製石器を見た時でした。「ここまで磨かれていたのか」という感嘆は、モノを知り、モノを理解する入口となることでしょう。彼らも、磨製石器が磨かれた石器であるという知識は当然持っていました。しかしこれまで実物を見ることがなかったので、感動を伴った知識とすることができなかったのです。今回の見学会が、彼らの理解や指導力を伸長させることになると思われます。
学生の反応で面白かったのは、磨製石器を見た時でした。「ここまで磨かれていたのか」という感嘆は、モノを知り、モノを理解する入口となることでしょう。彼らも、磨製石器が磨かれた石器であるという知識は当然持っていました。しかしこれまで実物を見ることがなかったので、感動を伴った知識とすることができなかったのです。今回の見学会が、彼らの理解や指導力を伸長させることになると思われます。
土偶のパネルと一緒に