世界陸上2015に参加するアメリカ、オランダ、ベルギーチームをサポート!
平成27年8月22日に中国・北京で開幕する「第15回IAAF世界陸上競技選手権 北京大会(IAAF World Championships in Athletics)に出場するアメリカ、オランダ、ベルギーの陸上競技ナショナルチームがこのほど、事前キャンプを千葉県で行いました。これにあわせて、各国チームによる県民との交流イベントが開催され、本学学生7名がボランティア通訳として協力する機会をいただきました。
オランダ、ベルギーチームとの交流イベント
本学学生は両国コーチ陣の熱いアドバイスを、言葉だけではなく動作も交えながら、高校生陸上部員たちに熱心に伝えてくれました。指導は11分間×4セットでしたが、通訳するだけではなく時間管理や参加者の体調にも気を配りながら、熱心に取り組んでくれました。
終了後に聞いてみると、「言葉を日本語に訳すだけではなく、コーチ陣の伝えたいこと、参加者たちの学びたいことといった気持ちを先読みして伝えることが大切だとわかりました」といった言葉が、参加学生から寄せられました。
参加した本学からのボランティア通訳3名
フィリップ・ジルソンさん(ベルギーチームコーチ)と談笑しながら通訳にあたる小林直貴くん(国際学科1年)。ゼスチャーもわかりやすく、コーチ陣からも好評でした。
フィリップ・ジルソンさん(ベルギーチームコーチ)と高校生のサポートにあたる、竹尾勇杜くん(国際学科1年)。競技経験がないため苦戦していましたが、一生懸命取り組んでくれました。
ヨハン・フォークトゥさん(オランダチームコーチ)と談笑しながら通訳にあたる、伊藤美雪さん(中央、国際学科2年)。持ち前の英語力で、丁寧にで高校生にアドバイスを伝えていました。
アメリカチームとの交流イベント
当日になって役割が変更になり、通訳以外の業務も割り当てられたため、オランダ、ベルギーチームの時のような通訳の場面は少なくなりましたが、元気よくスポーツに取り組む小学生をすぐそばで見守りながら、7分×6セットの時間は飛ぶように過ぎていきました。
「トップアスリートと楽しそうに話しながら活動する小学生の様子をそばで見ていると、ほほえましくも嬉しくもあり、貴重な体験ができました」といった言葉が、参加学生から寄せられました。
溢れんばかりの小学生のパワーに押され気味でしたが、笑顔での対応で頑張ってくれた、赤井束沙さん(国際学科1年)と若山光枝さん(国際学科1年)。
午前中の公開練習に訪れた沢山の県民や報道関係者などを案内してくれたのは、鶴田若佳菜さん(国際学科1年)と竹尾勇杜くん(国際学科1年)。
子どもたちの活動に寄り添い、コーチの助言を伝えながら優しく声をかける、神津まどかさん(こども学科1年)。
活動を終え、ハイタッチでアメリカ選手たちと一緒に子どもたちを讃える、小林直貴くん(右端、国際学科1年)。
参加学生の声
はじめは選手が難しい用語等を使ったとき、子どもたちに教えられるのかと不安な気持ちでいっぱいでした。しかし実際はジェスチャーを使ってわかりやすく助言したり、相手の目を見て笑顔で話したりしていくことで伝えられることができました。とても貴重な体験になって、この機会にたくさんのことを学びました。楽しかったです。(鶴田若佳菜)