グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



カテゴリ画像
ホーム  > トピックス  > 「敬愛大学パラスポーツ講座」を開催

「敬愛大学パラスポーツ講座」を開催

敬愛大学では3月19日、「パラスポーツ講座」を開催しました。この講座は、大学生と高校生がパラスポーツへ関わる機会を創出すると同時に、自らの競技活動や学習研究活動に資するヒントを得ることを目的としたものです。今回は敬愛大学バレーボール部(女子チーム)の学生と系列校・敬愛学園高等学校女子バレーボール部の生徒らが東京パラリンピック正式種目の「シッティングバレーボール」に挑戦しました。

「シッティングバレーボール」は、1956年に戦争によって体が不自由になってしまった人々によりオランダで考案されたスポーツです。床に臀部の一部が常に接触したまま行うバレーボールで、サーブやブロック、アタックなどで立ち上がったり、飛び跳ねたりすると反則となります。1980年から男子の部がパラリンピックの正式種目として採用されており、2004年には女子の部も正式種目となりました。

今回の「パラスポーツ講座」は千葉市との共催で、一般社団法人日本パラバレーボール協会代表理事の真野嘉久氏(全日本女子チーム「煌めきJAPAN」監督)をはじめ、協会所属の選手・コーチ計9名でご指導いただきました。

講座では、まずバレーボールとの4つの違い(臀部を床面につけていなければならないこと、コートが小さいこと、ネットが低いこと、サーブブロックができること)を学び、シッティングバレーならではの基本的な練習の後、5チームに分かれてミニゲームを行いました。
最後には講師陣と敬愛大学バレーボール部のミニゲームが行われましたが、10-4の完敗。なかなか日頃取り組んでいるバレーボールとは勝手が違うようです。

貴重な経験をしながら、パラスポーツの気運や東京パラリンピックへの意識を高めること、パラスポーツが障害のある方々のためだけのものではないこと等を学び、2時間の講座は瞬く間に終了しました。
敬愛大学では、東京パラリンピックのレガシー(未来への遺産)を、「障害がある人もない人も一緒に」と考えています。今回の経験が、参加してくれた大学生・高校生一人ひとりのレガシーとなることを願っています。

本講座の開催に協力いただいた、千葉市オリンピック・パラリンピック調整課の皆様、日本パラバレーボール協会の皆様、参加者の皆さんに、厚く御礼申し上げます。

地域連携センター