敬愛大学生涯学習講座では、日頃は様々な年齢層の皆様を対象とした講座を多数開講していますが、普段受講されている世代のこどもたちは、いまが夏休み真っ盛り。そこで夏休みキッズ講座を11講座開講し、大変好評をいただいています。ほとんどの講座が満員御礼で、キャンセル待ちの状況です。普段は大学生や社会人が学んでいる会場も、このときはこどもたちの元気な声がいっぱいです。
　それではこの夏のキッズ講座の様子をご紹介します。

　小学校の夏休みが始まった最初の週末。大学キャンパスでは8講座を開講しました。
　一番人気だったのは「ひらりん先生の科学工作教室 」。2種類の飛行機を製作しながら、力の伝わりかたや動きかた観察したり改良したりすることで、「動く・走る・飛ぶ」を科学し、自由研究のヒントになったと思います。レポートを書きながらの3時間の講座は大変でしたが、完成した飛行機に大歓声でした。あまりの人気に本講座は2日間で3回開催されました。
　「こどものクレイクラフト」講座では、南国の海をイメージして貝のリースやプルメリアなどを粘土で作り箱に飾り付け、素敵で鮮やかな色の宝箱が完成しました。また「こどもの石けん作り教室」では、ペットボトルを使ってこどもでも安全なせっけん作りを体験。思い思いの色や香りにこだわった、オリジナルの石けんを作りました。
　また「こどものバルーンアート」や「こどもの押し花アート」の講座でも、こどもたちが世界に1つしかない素敵な作品を、先生やご家族と一緒に作ることができたようです。

　この日の講座は「君の瞳がキラリと光る科学教室」。千葉敬愛短期大学附属幼稚園の杉山清志園長が登場です。2時間で5つの理科実験を、身の回りにある道具やホームセンターで手軽に入手できる品物を使って紹介していただきました。途中では炎の絵と手の摩擦熱でポップコーンを作るといった手品も登場。あっという間に5つの実験が終わり、おまけの実験も教えていただきました。

　アルミボトルとガラスビーズを用いて簡単な顕微鏡を作る「田口教授の理科教室」、千葉県の地理や歴史について調べ、楽しいしおりにまとめていく「小学生のための社会科教室」、歌や絵本、楽しいゲームをとおして身近で基本的な英単語の学習を体験する「KIDS英語」など、どの講座もこどもたちの歓声がいっぱいになる講座が続いています。

　夏休みのこども向け講座は、基本的に教材費以外は無料で提供しています。冬休みにも開講する予定です。また一般向けの講座は、まもなく後期講座（10月開講）の募集が始まります。「地域の伴走者」、敬愛大学生涯学習講座をどうぞご利用ください。

（地域連携センター　生涯学習講座）