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【こども教育学科】国語科学習デザイン学会

研究発表の多くは画像のようにスライドを活用していました。スライドを使って伝えたい内容を整理し、わかりやすく伝えるというスキルも学生のうちから練習をしておきたいものです。

 1月12日(土)に3号館において、こども教育学科 山口教授が理事を務めている「国語科学習デザイン学会」の第2回研究大会がありました。研究成果の共有を目指すプロセスとしての研究大会には教職大学院の学生や現職教員の方が参加しており、山口ゼミの学生も研修として参加しました。

 4年ゼミ生は正会員として参加し、国語科の実践研究の実際について学びました。学部のレベルを超えた内容に戸惑いはあったものの、授業づくりの奥深さが実感できたようです。
 3年ゼミ生はアルバイトとして受付をしたり、分科会の運営を手伝ったりしました。人を集めて会を開くには裏方が必要で、計画的に準備をして滞りなく運営することの大切さが学べたようです。
 2年ゼミ生は聴講生として参加しました。休みの日に研究発表をする教員の生き方に触れ、自らの将来を具体的に考えるきっかけになったようです。

発表を聞きながら資料に目を走らせている参加者。最前列の中央に4年山口ゼミの学生がいました。教室の後ろで立って聞いているのは2年山口ゼミの学生です。

発表が全て終わってから7階で交流会がありました。発表が終わると皆さん穏やかな表情になります。積極的に先生方に話かけている学生もいました。

報告:山口(こども教育学科 教授)、編集:IR・広報室

4年山口ゼミのKさんの感想

 この学会に参加してみて、学生である私たちの率直な感想としては非常に難しい内容でした。知らない専門用語や文章表現が多く、理解するまでに時間がかかったり理解することができない内容もあったりしました。しかし、理解できないからこそもっと知りたい、学びたいという気持ちや自分なりの疑問も生まれました。
 この自分なりの疑問ということについて研究報告の中で「オーセンティックな学び」についての発表があったのですが、そこに通じるものがあると感じました。発表では教師の計画した単元計画の中に学習者の問いを解決する過程を組み入れることで「オーセンティックな学び」を作り出すことができるのではと話しており、疑問を持ち続けることで学びにも継続性がでると話していました。この発表を聞いて私は、教師が一方的に児童に問いかけるのではなく、児童自らが問いを作ることで、教材を読むという目的意識を形成することができると思いました。
 4月から私は川崎市の小学校で勤務します。今回の学会で学んだことを現場で生かしていくと同時に、自分自身の専門分野を見つけて研究し、児童たちにとって魅力のある授業をしていくつもりです。

こども教育学科の紹介

こども教育学科では、教職経験のある教員による丁寧な指導で、毎年、小学校教員採用試験で高い実績をあげています。「国際感覚に優れた小学校教員の養成」を目標とし、英語力多文化への理解力を養う授業も充実しており、卒業生は千葉県内外の小学校で教員として多数活躍しています。

【2018年度小学校教員採用実績】
 ・小学校現役教職就職率 93.0%
  (2018年3月卒業の小学校教員志望者43名のうち40名が現役採用)
 ・小学校教員正規採用者 46名
  (既卒者、期限付採用を含む)

こども教育学科の詳しい内容は、ホームページや大学案内で紹介しています。
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