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ホーム  > 国際学部だより  > 【こども教育学科】北欧教育視察報告

【こども教育学科】北欧教育視察報告

こども教育学科市川教授が、北欧の小学校の視察から帰国しました。市川教授は、毎年海外の教育視察を行っており、今年は11月4日から11日まで、スウェーデンとフィンランドを訪れました。こども教育学科の3年生も同行しました。

視察報告書の一部を抜粋しご紹介します。
① Saltsjobadens Samskola(スウェーデン)
三者面談を主導するのはなんと生徒自身でした。なぜ、生徒主導なのでしょうか。それは、自己の成長を自覚させることで学習や学校生活に主体的に取り組むことができるようになることと、Reflective thinking(内省的思考力)を育成することができるからです。特に、内省的思考力は、21世紀の社会をよりよく生きていくために必要な能力(キー・コンピテンシー)の基盤をなす重要なものです。

三者面談を終えたエヴァと彼女のお母さんに感想を聞いてみました。エヴァ「先生を独り占めできることが嬉しいし、困ったときに相談できることはとってもいい。自分の目標を先生が理解してくれて、到達するために助言してくれるのもいい」、お母さんは「私の頃はこんなのなかったから、彼女がうらやましいわ」との答えが返ってきました。

② Espoo International Joint Comprehensive School(フィンランド)
校長先生のインタビュ-の中で、「フィンランドの教師が尊敬されるのは、修士を修了していること、薬学部レベルの学力の高さ、教師の裁量に任されている部分が多いから」という説明がありました。フィンランドの教育理念を理解し、現代の社会状況と教育課題を把握し、よいと思ったことを実行に移す力量と、新しい教育方法の理論を実践する先生たちに全幅の信頼が寄せられています。

市川教授は教育方法学、教育課程論を専門としており、海外の小学校現場の視察結果などをもとに研究を行っています。こども教育学科の学生たちは、「世界のこども教育」「こどもと地域の教育論」、1~4年次の「専門研究(ゼミ)」などの授業やゼミを通じて、これからの日本の小学校教育について考察を深めています。

北欧教育視察報告の詳しい内容はこちらから


こども教育学科の紹介

こども教育学科では、教職経験のある教員による丁寧な指導で、毎年、小学校教員採用試験で高い実績をあげています。「国際感覚に優れた小学校教員の養成」を目標とし、英語力多文化への理解力を養う授業も充実しており、卒業生は千葉県内外の小学校で教員として多数活躍しています。

【2018年度小学校教員採用実績】
 ・小学校現役教職就職率 93.0%
  (2018年3月卒業の小学校教員志望者43名のうち40名が現役採用)
 ・小学校教員正規採用者 46名
  (既卒者、期限付採用を含む)

こども教育学科の詳しい内容は、ホームページや大学案内で紹介しています。
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