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【国際学部】児童労働について学ぶ

上級労働法専門官の野口好恵さん

7月19日(木)、こども教育学科の「こどもと国際社会」に国際労働機関(ILO)本部事務局に勤める上級労働法専門官の野口好恵さんを招いて、世界の児童労働について学びました。

児童労働は日本の総人口より多い1億5200万人ほどおり、中でも多いのが農業で1億700万人(全体の70.9%)ほど従事しているそうです。ILOは1973年採択の「就業が認められるための最低年齢に関する条約」と1999年採択の「最悪の形態の児童労働の禁止及び撤廃のための即時の行動に関する条約」によって、児童労働をなくすように各国政府に働きかけています。

児童労働は、海外の子ども達だけの問題ではありません。日本の子ども達も、スマホなどを通じて道徳を損なう恐れのある労働に誘い込まれるケースが出てきています。児童労働を他の国の出来事として考えず、自分たちの問題として考えるいい機会になりました。
お昼休みは庄司ゼミの学生が野口さんと昼食会を行い、ILO条約と子どもの権利条約について詳しくお話を伺いました。

授業の様子

昼食会の様子

報告:庄司(国際学科 教授)、撮影、編集:IR・広報室

こども教育学科の紹介

こども教育学科では、教職経験のある教員による丁寧な指導で、毎年、小学校教員採用試験で高い実績をあげています。「国際感覚に優れた小学校教員の養成」を目標とし、英語力多文化への理解力を養う授業も充実しており、卒業生は千葉県内外の小学校で教員として多数活躍しています。

【2018年度小学校教員採用実績】
 ・小学校現役教職就職率 93.0%
  (2018年3月卒業の小学校教員志望者43名のうち40名が現役採用)
 ・小学校教員正規採用者 46名
  (既卒者、期限付採用を含む)