6月25日(月)、2年生を対象とした庄司ゼミでは学生時代に国際関係を学び、現在はテレビ局で記者として勤務しているTさんを招いて学生座談会が行われました。

Tさんからは、「撮る」「書く」「作る（編集する）」「伝える」など報道記者の仕事が多岐にわたることを説明してもらい、実際に放送された映像を見せてもらいながら、そのテーマを取材した背景も伺うことができました。このうち東京オリンピック・パラリンピックについての放送は、実際に過去の大会にボランティアとして参加した学生などを取材したもので、東京大会のボランティアの募集条件が厳しいものであったことが制作の動機だったと話されていて、記者には「問題点に気づいて深く掘り下げる目」が必要であると伺いました。

また、Tさんは学生時代には国際関係のゼミで学ばれていて、国際機関でのインターンなどを経て記者を志すまでの経緯も伺うことができました。また、国際関係を学んでいたことから、国内の社会問題を取材する上でも、海外での状況なども考えながら掘り下げる視野が身についたそうです。記者とはどのような仕事か、学ぶことができたのではないでしょうか。

報告：庄司（国際学科 教授）、撮影、編集：IR・広報室